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Sony WF-1000XM4 を見てきました

たまたま外出する予定があったので、銀座ソニーショールームに寄り道して昨日発表されたばかりの XF-1000XM4 の先行展示を見てきました。

ソニー / WF-1000XM4icon

WF-1000XM4

かなり注目度が高いようで一人最大 10 分制限での体験となっており、待ち行列ができていました。一般的な先行展示に比べると展示機の台数は多めに用意されているようでしたが、機材の空いた順に回されるのでハンズオン機の色は選べず。私はプラチナシルバーの機材に当たりました。

一目見ただけで M3 から大幅に小型化されたことが判ります。シュッとしていた M3 の形状から大きく変わってコロンとした見た目になり、カッコ良さは半減したけど好き嫌いのない、無難なデザインになりました。

WF-1000XM4

ウレタンフォーム系になったイヤーピース。COMPLY や Crystal Tips とは素材感がちょっと違いますが、それらと比べて耐久性がどうかはある程度長期間使ってみないと分からないですね。イヤーピース自体はある程度消耗品だと割り切ってはいるけど、それでも一年くらいはもってほしい。

WF-1000XM4

本体以上に小型化されたのがケースではないでしょうか。小型化の要因は内蔵バッテリーの小型化とのことですが、本体+充電ケースの合計バッテリー駆動時間が M3 から変わっていないので、本体(特にプロセッサー)の消費電力が減った結果ケース側のバッテリー容量を減らして小型化に振ったのだと思われます。
M3 のケースはけっこう嵩張るので基本バッグの中だったけど、M4 のケースサイズならジャケットのポケットに入れっぱなしにしておけそう。ケースがカバンの中だと、耳から外したときにケースにしまうのが面倒→とりあえずポケットに突っ込む→後でどのポケットに入れたか忘れる and/or いつの間にか電池が切れていて焦る、という事故が起きがち。そういう意味でもこのケースの小型化はありがたい。

WF-1000XM4

M3 との比較。M3 はどうしてもハウジングが耳から出っ張ってしまっていたのが、M4 のサイズと形状ならほぼ耳の窪みに収まってくれて邪魔になりません。髪をかき上げた表紙に手に引っかかって脱落することもなくなるでしょう。
それと側面のタッチパッドが二回りくらい大型化されているのが地味に嬉しい。M3 だと、ある程度慣れても手探りでタッチすると空振りしがちだったんですよね…。

WF-1000XM4

ケースも比較してみました。M4 のケースは背面にセキュリティ用の USB ケーブルがついているので底上げされていますが、遠近法(M4 のケースの方が手前)を無視しても M4 のほうが圧倒的に小さい。
またケースの塗装も M3 に比べてソリッドな感じで、これならケースに保護カバーをつけなくても気兼ねなく持ち運べそうです。

WF-1000XM4

面白いのが、専用アプリ「Headphones Connect」でイヤーピースの密閉状態を診断できること。おそらくノイズキャンセル用のマイクを使って装着時の外部ノイズを計測しているのでしょうが、使っているイヤーピースのサイズが適正かどうかをアプリが判断してくれます。イヤーピースが合っているかどうかは自分の装着感や聴感で分かりそうなものですが、出荷維持についている M サイズのピースをそのまま使い続けるユーザーも少なくないのでしょう。
この診断は装着時の状態を実測しているだけなので、おそらくサードパーティのイヤーピースに対しても診断可能なはず。そう考えると応用が利きそうです。

WF-1000XM4

こちらはブラックバージョン(隣の機材が空いた瞬間に撮影)。ブラックは SONY ロゴと金属(?)パーツが赤みのあるローズゴールドで高級感あるんですよね(プラチナシルバーはシャンパン寄りの淡泊なゴールド)。

音の方は展示品の Xperia に入っていたサンプル音源を試聴したので M3 と直接比較できたわけではありませんが、一聴して M3 より明らかに高音質になっていることが判りました。特に打楽器を始めとするインスト系の生音の残響が M3 とは段違い。M3 とはほとんどのデバイスが入れ替わっているからどこが特に良いかは断言できませんが、おそらく LDAC 対応でソースの情報量が増えているのが大きいんじゃないでしょうか。M3 では DSEE をかけて強引に高音質化していましたが、M4 の実力なら DSEE をかけなくても良いくらいだと感じました。DSEE オフならバッテリー駆動時間も伸びるし、良いことづくめ。

たぶん実機を触ったら欲しくなっちゃうんだろうなあと思っていたら、まんまと罠にはまってしまいました。これは欲しい…。あとはリモートワーク生活でトゥルーワイヤレスイヤホンの出番が激減していることだけが問題。まあすぐに買うかは分かりませんが、何か良いきっかけがあったら買ってしまうと思います。

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