最近、自宅のプリンターの調子が微妙に悪いんです。
子どもに言われて認識したんですが、最近↑この「スキャナーユニットを閉めてください」というエラーメッセージが頻発するようになりました。スキャナーを使っていなくても出るし、そもそも電源投入直後からでも出ます。スキャナーユニットを開けてみても検出用の部品が折れているわけでもなさそうだし、何度か開閉を繰り返しているうちにエラーも治まります。
このプリンターはエプソンの複合機 EP-976A3 で、かれこれ七年前に購入したもの。過去に二度修理に出している上、メーカーの修理対応期限も二年前に過ぎているため、もう直せません。私はもうプリンターを使う機会も少ないのですが皆無ではないし、私よりも娘たちのほうが学校や塾関連の教材や書類をプリントアウトしたりコピーしたりする頻度が高く、私がプリンターに触るのはトラブルかインク交換のため、ということのほうが多い。自分ならば何かあっても近所のコンビニに走れば何とかできるけど、家族は単純コピーならまだしもプリントアウトとなるとコンビニでは難しいし、いい加減覚悟を決めて買い換えるしかなさそうです。
そんなわけで七年ぶりにプリンターの商品情報を調べてみたら、最近はプリンターのビジネスモデルもすっかり変わって本体を安く売って交換インクで儲けるモデルから本体をそれなりの値段で売ってランニングコストを抑えるモデルが主流になっているんですね。エプソンでは交換インクが安いシリーズは「エコタンク搭載モデル」というネーミングで、長年親しまれた「Colorio」ブランドですらないようです。
エコタンク搭載のベーシックモデル EW-M752T は実売 3 万円台後半で CMYK 染料インク+ブラック顔料インク、スキャン/コピー対応、縁なし印刷対応、Wi-Fi/スマホ対応、自動両面印刷対応(!)と主要な機能は一通り入っています。今使っているプリンターが 6 色インクなので 4 色に減ってしまうのが残念ですが、そもそも写真プリントする頻度は落ちているし写真画質はそこそこで十分かな。それよりも最近はドキュメント印刷の方が多いので、普通紙でも滲まない顔料インクが使えるのが嬉しい。
ただしディスクレーベルプリントには対応しておらず、今でもたまーに使う私としては候補から外さざるを得ません。それ以外は十分だったんだけどなー。
エコタンク搭載モデルで一つ上の機種となると一気に 2 万円ほど高くなってしまいます。でもこれは EW-M752T に入っている機能は一通り網羅しつつディスクレーベルプリントにも対応、インクは染料 CMYK+グレーの 5 色に加えて顔料ブラック。以前の 6 色インクにあったライトシアン・ライトマゼンタが担っていた中間色をグレーで代用するのでしょう。私が買うとしたらこれかな…同等機能で A3 ノビに対応する EW-M973A3T というモデルも存在しますが、さらに 2 万円高くなるし今の EP-976A3 でも A3 プリントは結局ほとんど使わなかったので、A4 で十分かと。
とりあえずは今のプリンターをしばらくダマシダマシ使っていくつもりですが、完全に壊れるか遅くとも年賀状シーズンでプリンターの在庫が減り始める前までには買い換えようと思っています。
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