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Anker USB-C PowerExpand 2-in-1 SD カードリーダー

新 iPad mini には USB-C 端子が搭載されて周辺機器が繋ぎやすくなりました。A15 Bionic プロセッサー搭載で性能も上がったことだし、改めて iPad 版 Lightroom で写真現像でもやってみようかと思い立ち USB-C 接続の SD カードリーダーを購入。

Anker / USB-C PowerExpand 2-in-1 SD 4.0 カードリーダー

Anker USB-C PowerExpand SD 4.0

USB 機器では常に購入の上位候補に挙げがちな Anker の製品を選択。あまり深い理由はなく、単に入手性が良くてそこそこ安かっただけです。
見た目はちょっと前に購入した USB-C/HDMI アダプターと共通のデザインですね。アルミ筐体の質感は悪くない。でも HDMI アダプターと両方持ってると間違えて持ち出しそうなのが怖い(汗。

Anker USB-C PowerExpand SD 4.0

標準サイズの SD カードと microSD の 2-in-1 リーダーです。コンパクトフラッシュはもう使うことはないだろうし、CFexpress 対応カメラも当分買う予定はないし、SD カードさえ読めれば十分。

なお SD と microSD スロットは PC や iPad からは別々のドライブとして認識されるため、SD-microSD 間のデータコピーにも使えます。

Anker USB-C PowerExpand SD 4.0

microSD は奥まで挿せるけど SD カードは 1/3 くらいはみ出します。また SD カードは裏返して挿さなくてはならないのも少しだけ気持ち悪いですが、実用上問題はありません。

Anker USB-C PowerExpand SD 4.0

新 iPad mini で使うと、当然ながら Lightroom 等のアプリから普通に SD カード内のデータを読み書きすることができました。

UHS-I/II のカードでそれぞれどの程度のスピードが出るか一応計測してみました。ベンチマークは iPad ではなく Windows PC 上で CrystalDiskMark 8.0.0 を使用。カードリーダーはマザーボード上の USB 3.1 Gen1 ポートに挿しました。

Anker USB-C PowerExpand SD 4.0

ベンチ結果的には先日 SanDisk ImageMate Pro を使って計測したときと若干の誤差はあるものの、ほぼカードのスペックどおりのスピードが出ていることが分かります。ImageMate Pro と比べると SF-E128 は若干速度が落ち、逆に SF-G32 と ProGrade Digital Gold が少し伸びているのが興味深い。リーダーに内蔵されているコントローラーとカードの相性みたいなものがあるんですかね。

そして驚いたのが、SanDisk Extreme Pro の UHS-I 170MB/s 品が仕様通りの 170MB/s 超えの読み出し速度を叩き出していること(!)。これ SanDisk の独自技術で実現しているスピードで、これに対応した SanDisk 製リーダーでないと最高速は出ないという話だったはずなのに、他社製のリーダーでいとも簡単に出せてしまうとは。何かの間違いじゃないかと複数回計測してみましたが、本当にこの速度が出ていました。ちなみに Anker は特にこのことを謳ってはおらず、狙って開発したわけではないのかもしれません。

メインで使うわけじゃないからとりあえず読めればいいやと思って買ったリーダーでしたが、今まで使っていた SanDisk のリーダーよりいいじゃないですか。これなら 170MB/s の UHS-I カードを積極的に使う理由も出てきます。もう一個買って自作機のカードリーダーもこれに置き換えてしまおうかなあ。

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