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CIVIC 50th #2

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

先日の第一弾に続いて、ホンダ・シビックの 50 周年記念イベントの第二弾展示を見にウエルカムプラザ青山へ行ってきました。

Honda ウエルカムプラザ青山|50th ANNIVERSARY CIVIC
CIVIC50周年を記念して、CIVICが駆け抜けてきた歴史を、実車・デザインスケッチなどを通して来場者の皆様と振り返る展示を実施します。

今回入口で出迎えてくれたのはオレンジが目に鮮やかな初代シビック RS。これを見るまで知らなかったのですが、この時代で既にスポーツグレードである RS が存在していたんですね。ホンダを代表する大衆車でありながら、初代から走る喜びにフォーカスしていたんだなあ。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

今回は偶数世代のモデルを中心に展示ということで、まずは 2 代目シビック。初代からキープコンセプトながらも、1980 年代にかけてトレンドとなる直線的なデザインを先取りしたシャープなボディラインに変わっています。

2 代目シビックは確か伯母が乗っていたのでこのフロントフェイスにはとても見覚えがあります。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

これもよく覚えている 4 代目(EF)。3 代目の直線的なデザインを踏襲しながら正常進化した印象のモデルでした。それでいて、ボディ同色バンパーなども相まって先代よりも洗練されたイメージになりました。

扁平なヘッドランプはこの頃のホンダの代名詞でしたよね。同時代のインテグラとかインスパイアとかめちゃくちゃ横長で、今で言う「ジト目」という感じだったなあ。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

テール中央にあるいかにも 1980 年代っぽいシビックのロゴがとても好きでした。
街中を走っているのを見かけるだけでちょっと嬉しくなるような、憧れがあるクルマでした。NSX とかフェアレディ Z のようなクルマとはちょっと違う、等身大の憧れ感。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

いよいよ来ました。6 代目 EK!
私が所有していた唯一のクルマです。私が乗っていたのは後期型(GF-EK)のセダン。シビックはやっぱり今でもこのデザインが一番好き。グランツーリスモでも毎回まずこれから入手します。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

シビックの代名詞である「TYPE R」グレードが設定されたのもこの世代からでした。
人によっては『頭文字 D』に敵役として登場した黄色い TYPE R のイメージが強いのではないでしょうか。私は自分と同じシビックのドライバーが卑怯なキャラだったのがなんか悔しかった記憶があります(笑

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

ボディが大型化して 3 ナンバーになり、セダンタイプが標準モデルという位置づけに変更された 8 代目。同時期に 3 ドアハッチバックのフィットが大ヒットしていたからシビックとしてはポジショニングを変える必要があったのでしょうが、見た目も含めて「なんかおじさんのクルマになったな」という感覚を 7 代目以上に受けたモデルでした。自分が乗っていた 6 代目への思い入れが強かったせいもあって、その後継がどんどん微妙な感じになっていくのを残念に思っていました。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

とどめがコレですよ、earthdreams のプロモーション。2007~2008 年のホンダ F1 が展開していた環境プロモーションと連動したものですが、あの二年間のホンダはひたすら遅くてレースと環境アピールとの矛盾が際立って見えただけでした。第四期ホンダ F1 がカーボンニュートラルへの挑戦を理由に撤退したのもこのときの矛盾と重なって見えるんですよね…。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

10 代目。7~8 代目への反省なのか 9~10 代目シビックでは回帰するようにスポーツ路線を打ち出していて、この 10 代目は現行 11 代目へと続く走りへのこだわりを感じるクルマでした。
しかしもうノーマルグレードのシビックを国内で見かけることは稀で、TYPE R を見かけることの方が多い(見かけたときの印象に残りやすいだけかも)んですよね。特に首都圏だと外車のシェアが高くて、こういう燃費/価格重視じゃない国産車のニーズが限られるのでしょうが。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

そしてつい先日正式発表されたばかりの 11 代目シビック TYPE R。ショールームの中でここだけ人だかりができていて、ファンからの注目度の高さがうかがえます。
これまでの世代と違って 11 代目はノーマルグレードでもフロントグリルがメッシュだからか、TYPE R の印象の差は大きくありません。言い換えればノーマルグレードでも「速そう」に見えるのがイイ(笑。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

リヤスポイラーと三本出しのマフラーが TYPE R の証。車名ロゴのエンブレムがブラックメッキなのもカッコイイ。

価格はまだ発表されていませんが、先代 TYPE R が ¥475 万~ だったことを考えると今回も 500 万円コースでしょう。Audi A4 が買える値段、と考えると難しいところではあります(方向性が違うクルマではあるけど)。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

まあ当面クルマを買う予定がない私としては、新しい TYPE R が見られただけで眼福です。
チャンピオンシップホワイトに赤いホンダのエンブレムはやっぱりカッコイイですね…。

[ Sony α7 IV | Sony FE 24-105mm F4 G OSS ]

ウエルカムプラザ青山での記念展示は本日で終了してしまいましたが、元シビック乗りとしては歴代のシビックを一通り見られて満足しました。特に 3~6 代目が大好きなクルマだったことを再確認しました。その一方で、当初の大衆車というコンセプトから外れて今はごく一部のクルマ好きに向けた車種になってしまっているのがやや寂しくもありますが…。

新 TYPE R は 9 月発売予定ということで、公道で見かける機会を今から楽しみにしています。

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