α7 IV と一緒に、標準ズームレンズも買い換えました。
定番中の定番 24-105/F4G です。
今まで使っていた Vario-Tessar 24-70/F4 は画質面では物足りなさを感じてはいたものの、比較的小型軽量で光学手ブレ補正搭載で使い勝手が良く、なかなか手放せませんでした。が、先日福岡 ν ガンダムを撮りに行ったのをきっかけにレンズラインアップを再考してみました。
24-70 って旅行用レンズとしてはある程度カバーできるけど少し中途半端で、コンパクトさを追求するなら α7C とセットで手に入れた 28-60mm（これがまたそこそこ撮れてしまう）があるし、ここに 24-105G を加えて画質やズーム域優先の場合はこっち、という使い分けをしたほうが良いだろうと。福岡 ν ガンダムは結果的に広角＋望遠に押さえで 28-60mm の組み合わせで正解でしたが、一般的に観光地を巡るような旅行の場合は 24-105G 一本で事足りることのほうが多そうです。今までは 24-70mm だと少し望遠が足りないから念のため 70-200mm も持って行くか…というシチュエーションが多かったので。
フルアルミ鏡筒だった Vario-Tessar 24-70mm とは違って 24-105G は樹脂鏡筒だから高級感はさほどありません。でも 24-70mm のアルミ筐体もズーム／フォーカスリングまでアルミ製だったから塗装剥げが気になったんですよね。その点 24-105G はラバーリングだから遠慮せず使っていけます。
その 24-70/F4 との比較。同じ 24mm スタートの F4 通し標準ズームとは思えないくらいサイズが違います。全長も外径も 24-105/F4G のほうが上。重さも 1.5 倍（663g）あるけど、見た目的にもっと重そうに見えるせいか持ってみると許容範囲に感じてしまうのが不思議（笑
私は α7 IV との組み合わせで最も使うことになると思います。α7 IV も III 比で少し大きくなっているはずですが、24-105/F4G が大きいせいでボディが相対的に小さく見えますね…。
持ち歩くのに少し気合いが要るセットになってしまったけど EOS 5D3 を使っていた頃に比べればまだまだコンパクトだし、小ささ軽さを優先する場合は α7C＋28-60 という選択肢もあるから棲み分けられます。やはりフルサイズミラーレス二台体制というのは応用力があって良い。
今まではボディとレンズを交互に買い換えることが多かったので、メイン級のボディとレンズを一気に入れ替えたのは EOS 30D を買って初めてデジタル一眼に手を出したとき以来じゃないでしょうか。でも画質的にはボディ／レンズともにグレードアップしたのは明らかだし、今後 4～5 年にわたって私のメインカメラ／レンズを任せることになるはずなので、大切にしかしガンガン使ってやろうと思います。特に今までは 24-70/F4 だと画質的に物足りないから一応単焦点も…となりがちだったのが 24-105/F4G ならズーム一本で行ける場面も増えるはずなので、このレンズには八面六臂の活躍を期待しています。
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