コンビニ流通が始まった HG ガンダムエアリアルを手に入れました。
当初はあまり買うつもりもなかったのですが、『水星の魔女』の 1 話を観て主題歌『祝福』を聴き、その原作小説である『ゆりかごの星』まで読んだところでエモーーー!!!!!となって買わずにはいられませんでした。少し乗り遅れたせいで自宅近くのコンビニは全滅だったけど、少し離れたコンビニにて無事確保。
なんかエクシアと G-セルフとバルバトスを足して 3 で割ったような、どこか見覚えのあるデザインではあります。まあ作品自体も個々のシーンでは演出や台詞にいつかのガンダムで見たようなものが多いのがちょっと気になるといえば気になる。40 年続いているシリーズだからかぶりは避けようがないとはいえ。でも全体としてはなんか新しい感覚があって、少なくともプロローグ+1 話まで観た時点では期待が持てます。
筋肉質のアスリートみたいな体型は近年の非宇宙世紀ガンダムのトレンド。本機は特に太腿が太い。見るからに可動範囲は広そうだけど、あまり強そうに見えるデザインではありません。
スラスターの噴出口らしきものが全て縦スリットというのは ∀ ガンダムを彷彿とさせます。
本キット最大の特長がこのシェルユニット。ガンビット(ファンネル)などを操作する際に GUND フォーマットの稼動率が高まると発光するユニットで、本作でガンダムをガンダムたらしめているパーツです。
このパーツ、複雑な模様が部品そのものに最初から転写されていて、
こういう状態(写真左)でランナーに収まっています。プラスチック成型時にフィルムを転写する「インモールド成型」という手法で作られていて、工業製品ではもう一般的な製造法ではありますがガンプラにこうやって使われているのを見ると新鮮。
写真右は選択式で弱発光状態を表現したパーツですが、こちらはスモークグレーのパーツの裏側にホイルシールを自分で貼り付ける方式。ですが、このホイルシールも表側ではなく裏側(糊のついている面)にプリントされているのに驚きました。
新作ガンダムの主役機、それもコンビニ販売する大量流通品でこういう凝った作り方をするのはさすがバンダイですね。
先日横浜ランドマークタワーで展示されていたバルーンと同じポーズを取らせてみました。
エアリアル、素立ちだとなんだかサマにならないけど、こうやってアクションポーズを取らせるとやたらカッコイイのは何なんでしょうね。
ガンダムの盾としては巨大な部類に入るシールド。純粋にシールドとして使えるだけでなく、バラけてガンビット(ファンネル)としても動作するという設定が盛り込まれています。いや分解できる機構だったら盾としての強度はどうなのよ?と突っ込みたくなりますがそこはアニメか…。
さらにガンビットはエアリアルの機体各部にマウント可能。この状態でガンビットに急速リチャージしつつ、エアリアル自体の機体性能も向上させるといういかにもオモチャっぽい設定(笑。
劇中では序盤のエアリアルはずっとこの装備状態でしたね。武器を持っていないように見えたところから一気にガンビットが飛び出してくるシーンは迫力でした。
個人的にはシールドのデザインはあまり好きではないので、飾っておくならこのガンビット装備状態かな。機体デザイン的にもメリハリが付いて強そうに見えます。
第一話のラスト、百合婚跪くエアリアル。平手パーツがついていないのがちょっと残念です。でも HG なのに立て膝がこんなにキレイに決まるのは素晴らしい。最近の HG は本当に出来が良い物が多いなあ。
ちなみに今回はとりあえず素組み+スミ入れまで。昨日今日と雨だったのでトップコートはまだかけていません。明日からまた当分触る暇がなさそうだから仕上げはぼちぼちやっていきますかね。
ともあれ立体物が手元にあるとアニメの視聴も気分がさらに高まりそうです。エアリアルを組んだことで、よく似たデザインながら作りは全然別物らしいガンダムルブリスのほうも作ってみたくなりました。でもこっちも品薄なんだよなあ…。
コメント
[…] ちょっと女性的なデザインにも見えますね。Bさんも書いていましたが、過去のいろんなガンダムのデザインモチーフを寄せ集めたようにも見えます。特に背面フィンが多いところはターンエー、ほかガンダムエクシア(ガンダム00)、ガンダムバルバトス(鉄血のオルフェンズ)あたりにルーツを感じます。 […]
[…] ちょっと女性的なデザインにも見えますね。Bさんも書いていましたが、過去のいろんなガンダムのデザインモチーフを寄せ集めたようにも見えます。特に背面フィンが多いところはター […]