昨年末にGSIクレオスから発売された新しい水性トップコートを試してみました。
GSIクレオス / Mr.HOBBY 水性ガンダムトップコート UVカット 75%つや消しスプレー
しばらく探していたのですが店頭では全然見つけられず、先に購入したクマデジさんに訊いてみたところヨドバシドットコムで普通に買えたとのこと。オンラインストアに見に行ったら本当に普通に在庫があったのですかさずまとめ買い。現時点ではヨドバシの実店舗にもそれなりに行き渡っているようです。
パッケージデザインからすると水性プレミアムトップコートの派生品ですね。半光沢(50%つや消し)とつや消し(100%つや消し)の中間である75%つや消し仕様。特にガンプラ専用というわけではありませんが75%つや消しが特にガンプラに適しているということでしょう。他の水性プレミアムトップコートよりも高価で定価ベースだと千円を超えちゃってますが、通常品との差分は「ガンダム」の名前を使うことに伴う商標権料だと思われます。
実は先日組み立てたHG メッサーの仕上げにこのガンダムトップコートを使っていました。
私はもともとつや消し派でしたが数年前に半光沢に宗旨替えしました。つや消しはプラスチックの素材感を消してくれる一方で発色が浅く見えるのがデメリット。それに対して半光沢は塗装でも成型色でもその色を素直に見せてくれるのが良い。ただ、つや消しは(特にプレミアムトップコートであれば)多少吹きすぎても安定した質感に仕上がってくれるのに、半光沢は吹きすぎると光沢っぽいギラギラ感が出てしまう欠点がありました。缶スプレーは特に新品の開封直後と使い切り直前の噴射量が安定せず、ヘタをすると一体の模型の中で光沢感が揃わない事態になりがち。だから「75%つや消し」というガンダムトップコートは質感やコントロールのしやすさという点で理想的なバランスなのでは、という期待がありました。
プレミアムトップコートの半光沢・つや消しと比較してみるとこんな感じ。同じキットでの比較ができないのでサイズ感の近いキットで比較。
あえて照明を当てながら撮っています。
プレミアム半光沢のGQドムは光を当てると若干照りが見える。また足(スリッパ)の黒は少し厚吹きになってしまったため光沢感が出てしまっています。
逆にプレミアムつや消しのクシャトリヤは見事なまでにつや消し。でも非プレミアムのつや消しとは違って粉っぽくならずしっとりとしています。とはいえ、キットによってはここまでつや消しになってしまうとイメージにそぐわないこともある。
ガンダムトップコート(メッサー)はこの二つの中間的な質感。リフティング・フレア部が若干砂吹きっぽい感じになってしまったため多少ザラついてはいますが、光沢感のバランス的には期待通り。ガンプラでも大型のキットの場合は半光沢より少しツヤを抑えたい…ということも多いから助かります。厚吹きしてしまった際のツヤ感も半光沢よりは制御しやすい感じ。
私の好みにおいては理想的な仕上がりのコーティング剤だと思います。高価いことだけが難点ですが、ヘタに半光沢を使って失敗するよりはいいか…。缶スプレー代もけっこう馬鹿にならないから、そろそろエアブラシを導入して自分で好みのバランスに調合した方が良いのかもしれませんが。




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