昨日発売されたばかりの HG ガンダムエアリアル改修型をさっそく組み立てました。
HG 1/144 XVX-016RN ガンダムエアリアル(改修型)
事前予約できていなかったので買えるか不安だったのですが、以前から穴場と目を付けていた店舗に開店時刻合わせで行ったらちょっと並んだだけで買えてしまいました。ヨドバシやビックでは早朝から並ぶ必要があったようなのでラッキーでした。
そのまま勢い任せで組み上げ。トップコートはまだかけていませんが、ちょっと思うところあって後日改めてとします。
改修型には専用のフライトユニットが標準装備されています。旧エアリアルで一時的に採用されたミラソウル社製フライトユニットは前時代的な反動推進型バーニアでしたが、改修型のフライトユニットについているのはエアリアルの脚部等についているのと同様のスリット型バーニア。これ劇中ではまだ具体的に説明されていない謎技術なんですよね。
そしてバックパックの下方にも何かバーニアかバインダーらしきものがあるけど、単なる空洞に見えます。これについては後述。
全面改修により外装が刷新され、かなりイカツい顔つきに変化。フェイスガードにガンダムらしいヘの字スリットが追加され、ガンダムらしくなりました。
高機動型の背負い物が増えたこととカラーリングも相まって『0083』に登場した試作ガンダム 1 号機のフルバーニアン形態っぽくも見えます。
飛行時にはフライトユニットに搭載される回転式展開翼がアクティブになることで機動性をさらに向上させるというギミックもあります。
なおエアリアルが装備しているシールドは改修前とはデザインが微妙に変わっていますが同様の構造になっていて、
11 基のビットステイヴを機体の各所に合体することで性能を向上させる「ビットオンフォーム」への変化が可能。
バックパックの下についているバインダーはビットオンフォーム時に細長いビットステイヴを合体させるための基部でした。
この状態はルブリスのビットオンフォームによく似ています。エアリアル改修型はエアリアルよりもむしろルブリスの完成形を目指したものなのでは?という疑問が湧いてきます。直線主体のデザインラインもルブリスっぽいし。このあたりは Season2 で明らかになっていくことでしょう。
新旧のエアリアル。並べてみると同じモビルスーツとは思えないほど変わっています。やや女性的に感じられた旧エアリアルから一気に男っぽくなりました。デザインテイストもいわゆる「ガンダム」っぽさが出てきています。
プラモ的にもこの二機では共通のランナーは一切なく、パーツ単位で形状が同一なのはビームサーベルとマニピュレーターのみ、というくらい違います。
そういえばファーストシーズンではガンダムらしからぬデザインだったのが、セカンドシーズンで急にガンダムっぽいデザインに変化したという意味ではダブルオーもそうでしたよね。あの作品ではデザインの変遷にあまり意図を感じなかったのですが、『水星の魔女』ではガンダムのデザインも違うし作風も学園モノだし「今までのガンダムとは別物ですよ」という雰囲気を出していたのが、Season1 の最終話でエアリアル改修型が出てから唐突に殺伐とした空気に変わったのと合わせて改めて「これはガンダムだ」と宣言するためのデザイン変更だと解釈しています。
なおビットステイヴは全機をビームライフルに合体させて超高火力な「ガンビットライフル」とすることもできます。Season1 の最終話で炸裂していたやつですね。
両手持ちすると対艦砲というよりは道路工事かバイクごっこにしか見えないのですが(笑。
ちなみにマニピュレーターが旧エアリアルと共通ということは、ミラソウル社製フライトユニットに付属した平手パーツが流用できることを意味するわけで、
やめなさーい!
…が改めて再現可能になります(やめなさい
さておき、アニメは Season2 の放送まであと三週間。どういう物語が紡がれるのか分かりませんが、この HG エアリアル改修型を傍らに視聴する予定。今から楽しみにしています。
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