ソニー“VLOGCAMの頂点”フルサイズでレンズ交換式「ZV-E1」 – AV Watch
ソニー / VLOGCAM ZV-E1
VLOGCAM のハイエンドモデル「ZV-E1」が発表されました。
ティザー時点で予想されていたとおりフルサイズセンサー搭載のレンズ交換式 VLOGCAM として出てきたわけですが、意外だったのはセンサーのスペック。ZV-E10(APS-C)が α6400 の派生モデルのような形で出てきたからてっきり ZV-E1 も α7C の派生モデル的なスペック(つまり 2,400 万画素センサー)で出てくると思っていたのですが、まさかの α7S III と同じ 1,210 万画素センサー。画素数が低いということはすなわちピクセルピッチが広い=高感度・高ダイナミックレンジが期待できるわけです。1,210 万画素でも 4K 撮影には十分だし、VLOGCAM のフラッグシップ機なんだからスチルよりも動画性能に全振りするというのは思い切りましたね。VLOGCAM と言いながらも普通にムービーを撮ったり高感度スチル撮影にも適したスペックなので、ある意味 2/3 の値段で買える疑似 α7S III として捉えるのもアリだと思います。まあ 33 万円というのは為替の影響があるにせよいずれにしても高価いですが…。
私は Vlog はやらないので、VLOGCAM だろうとあくまで α の派生カメラとして見てしまいます。APS-C や 1inch の新型がめっきり出てこなくなった今となっては、α6000 からの買い換えに ZV-E10 とか、RX100 III からの買い換えに ZV-1 はまあ悪い選択肢ではないなあ…と思っているのですが、フルサイズは話が別。スチル用のメイン機として使うなら EVF とメカシャッターがついてないのは選択肢に入りません。これでもっとボディが極端に小さかったりしたら EVF や多少の操作性には目を瞑っても食指が動いたかもしれませんが、サイズ・重さが α7C と大差ないからなあ。まあ「極端に小さいボディのフルサイズカメラ」という商品企画は VLOGCAM ではなくなってしまいそうですが。
ZV-E1 を見たらむしろ APS-C の ZV-E10 の方が欲しくなってきてしまいました。 2014 年からもう 9 年使ってる α6000、今もブツ撮りその他に毎日使っているけどそろそろ新調したい。E1 の 33 万円という数字を見た後だと、E10 の 8 万円という値段が安く感じてしまうから不思議です…。
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