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Ulanzi VIJIM VL-81 LED ビデオライト

先日のクマデジさんのエントリーを読んで、そうそう私もこういうの気になっていたんでしたと思って即買ってみました。

Ulanzi / VIJIM VL-81 LED ビデオライト

VIJIM VL-81

我が家のブツ撮り環境はクランプアーム式のデスクライトを二灯使いしています。が、ランプの種類が違うから色味が微妙に違うのを現像時に都度修整する必要があるのと、被写体によってはアームの長さが足りなくて正面から照らせないのに少し困っていました。nippper で紹介されているモノブロックストロボも気になるけど極狭な我が書斎には置けそうもないし、LED ビデオライトはちょうど良さそうだと思っていたんでした。

Ulanzi は中華メーカーの中では最近日本でもメジャーになりつつあるし、ヨドバシ等でも取り扱いがあるからそれなりの品質はあると期待。何より安いから失敗しても痛くないだろうと購入。

VIJIM VL-81

背面に電源スイッチ兼用の照度調節ダイヤルと色温度調節ダイヤルがついているだけというシンプル設計。実質 1 時間程度は使えるというバッテリー内蔵で、充電は USB-C で行います。バッテリー残量を示すインジケーターの光が USB 端子から漏れているのが中華クオリティーだと思うけど、まあ実用上問題はありません。

VIJIM VL-81

「VL-81」という型番は内蔵している LED の個数のようですね。
最も色温度が高い状態では白色 LED のみが発光し、少し寒々しいけどクリアな白が得られます。

VIJIM VL-81

最も色温度が低い状態ではアンバー系の LED が点灯。いわゆる電球色ですね。
色温度調節ダイヤルを回すことでこの二色の LED の輝度が無段階で調節されます。スペックとしては 3200K-5600K に対応しているとのこと。完全に無段階なので、自宅で常用する場合はいったん色温度を決めたらダイヤルをパーマセルテープ等で固定した方が良いかもしれません。

VIJIM VL-81

本体には上部と左右に計三つのコールドシューを備え、他の撮影用アクセサリーを増設することが可能。ちなみに Amazon の商品ページには「冷たい靴の穴」と訳されてますが、ちゃんと翻訳チェックしようよ(笑

VIJIM VL-81

このライト自体もカメラのアクセサリーシューに装着できるほか、三脚穴も備えているので設置自由度はかなり高い。小さくて軽いから手持ちでも十分撮れます。

VIJIM VL-81

カメラに装着すると一般的な外付けフラッシュよりもコンパクトで取り回しが良い。ミラーレスでブツ撮りするなら一瞬だけ焚くフラッシュよりも光りっぱなしのビデオライトのほうが結果を確認しながら撮れるのも便利です。

Z-LIGHT

というわけで、これ↑が今までのデスクライト二灯で撮っていた状態。悪くないけど画面の左右でホワイトバランスが違っているし、影が二方向に出るのも被写体次第では微妙。今まではこれを現像時に色味を調整しながら使っていました。

VIJIM VL-81

そしてこれ↑が地灯り(蛍光灯)と VL-81 を 5600K で真正面から照らした状態。被写体にバシッ!と白い光が当たっているのが気持ち良い。影が強く出てしまうので、ライトを当てる角度や強さを調節しながらちょうど良いところを探ればもっと良くなりそうです。

VIJIM VL-81

3200K。一気に夕方になりました(笑
現実的には電球色 100% では使わないと思いますが、色温度を調節して部屋の蛍光灯やデスクライトと色味を合わせて使うことになると思います。

VIJIM VL-81

バッテリー内蔵で設置自由度が高いから、こういう側面からの光も思いのまま。三脚を用意しなくても手持ちで撮れるからワンオペでも十分いけます。

二千円台でこれが買えてしまうとは良い買い物でした。日々のブツ撮りのクオリティーが上がるのは確実だろうけど、先日『IDEA of Photography』を読んでインスピレーションをもらったところでもあるし、このライトを使っていろんなブツ撮りを試してみようかと。

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