以前から気になっていた台湾まぜそばをいただいてきました。
大岡山にあるこちらのお店。よく行列ができていて気になっていました。もともと大岡山ローカルの店だと思っていたんですが、知らない間にフランチャイズ展開して日本全国、どころか海外にも支店をもつチェーン店になっていたんですね…。それでもここ大岡山が本店という位置づけらしい。
「台湾まぜそば」というといかにも台湾料理のように聞こえますが、実態は台湾全然関係なく名古屋メシらしい。いわゆる「台湾ラーメン」の汁なし版という感じですね。台湾ラーメンは挽肉とニラ、ニンニクが大量に入った辛いラーメンですが、それの派生形まぜそばだとするとおいしいに違いない、と思っていました。台湾からしたらいい迷惑でしょうが、まあスパゲティのナポリタンみたいなものか？（笑
入口で食券を購入し、着席して待つこと数分。これが台湾混ぜ蕎麦（肉入り）です。ニラに加えて九条ネギたっぷりなのが台湾ラーメンとの違いだけど、基本的な構成要素は確かに台湾ラーメンと同系統。
何よりも挽肉の上にどどんと載せられた卵黄が食欲をそそるじゃないですか。
大量の刻みニンニク（注文時に抜くことも可）や魚粉がそのまま載せられているので、麺を食べる前に全部かき混ぜていただきます。
ゴロゴロ角切りのチャーシュー、食べ応えあり。
スープ…というよりタレはピリ辛の濃口。ニンニクのパンチも効いてる。
その濃辛タレを角張った太麺が絡め取って、これはなかなかうまい。汁がないぶん、台湾ラーメンを濃縮して摂取している感覚。
でも台湾ラーメンってもっとガッツリ辛いからなあ。それに比べるとうまみが強くて、私はつけそばの方が好きかも。
麺を食べきったら無料の追い飯を投入して、残ったタレを余さずにいただけます。
追い飯は麺とは違っていい具合にタレを吸い込んで、初体験の台湾リゾット（台湾関係ないけど）。これはつけそばだけじゃなくて最後の追い飯まで含めて楽しむのが正解。
私はあまり外でラーメンは食べないし、食べてもここまでガッツリ系に行くことは少ないのですが、ここはちょっと気に入りました。
あちこちに店舗があるのも利用しやすいし、パンチのあるものが食べたくなったらどこかの店舗にまた立ち寄ろうと思います。
ごちそうさまでした。
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