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F1 オーストラリア GP 2024

F1 第 3 戦オーストラリア GP。今回は青山一丁目にあるホンダウエルカムプラザ青山にてパブリックビューイングが開催されたので、私も久しぶりに青山にて観戦しました。今回は 1F の大スクリーンはオールスタンディグ、2F が整理券制の座席ということで 2F で観戦しましたが、画面サイズ的にはちょっと物足りませんでした。レース前後の MC もなくてちょっと残念な感じ。ホンダとして正式参戦しているわけではないとはいえ、もうちょっと盛り上げてほしかったなあ(一応来場者向けの応援フラッグとレッドブル・エナジードリンクの配布はありました)。

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レースはなんと開始早々にフェルスタッペンがブレーキトラブルでリタイヤ。右リヤタイヤ周辺が燃える事態で、おそらくコース上のデブリか何かを拾って冷却できなくなったものと思われます。昨年の鈴鹿から続けていた 9 連勝がこうもあっさり止まってしまうのは意外でしたが、これもまたレース。

■フェラーリ

そしてフェルスタッペンが勝てなかったレースで勝ったのはまたしてもカルロス・サインツ。ジェッダでは虫垂炎で欠場していたのに、二週間後に病み上がりのレースで勝つとはさすがに予想してなかった。昨年のシンガポールに続いての優勝で、昨年 5 月のマイアミ GP 以来 10 ヶ月あまりの間フェルスタッペン以外に勝ったドライバーは(スプリントを除き)サインツのみ。こういうときに勝つのがルクレールではなくサインツというあたり、速いのはルクレールだけど強いのはサインツという印象をより強くします。
もしフェルスタッペン車にトラブルがなければ同じ結果になっていたとは思えないので今回のレースをもってフェラーリがレッドブルに対する挑戦権を手に入れたとは言えませんが、少なくともマックスに何かあったときに勝ちを拾えるのはフェラーリだということが確認できたし、開幕から二連続 1-2 だったのにこういうときに二番手を走っていないのがペレス、なんですよね…。

■チーム間序列

ここまでの 3 レースを終えてだいたいの序列が見えてきました。開幕戦の印象からは少しだけ変わって、レッドブル>>>フェラーリ>マクラーレン>メルセデス>>アストンマーティン>>ハース>RB>ウィリアムズ>>ザウバー>アルピーヌ という感じ。メルセデスはマクラーレンについて行けてないし、そのメルセデスに対してもアストンは後れているように見えます。トップ 5 に続くのはハースと RB、この 2 チームはクルマの性能以上にドライバーが頑張ってる印象が強いですが、純粋なマシン性能ではハースの方が若干上か。多くのチームがアップデートを持ち込むヨーロッパラウンドまでは、総合力を問われる鈴鹿でもこのオーダーはほぼ変わらないでしょう。

■RB

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角田 7 位入賞おめでとう!!!
予選はまず Q2 でハミルトンを蹴落として突破し、Q3 ではうまくまとめられなかったアストンの 2 台を上回っての P8。もう少しでラッセルを喰って P7 もいけそう、という状況で望みうる最高のグリッドを手にしました。決勝はスタートに出遅れ、レースペースに勝るメルセデスやアストンを相手にどこまで持ちこたえられるか…と思っていたらフェルスタッペンとハミルトンが相次いでリタイヤ。このままハースやアルボンを相手に守り切れば 9 位は堅い。そしたら最終盤にアロンソとバトルしていたラッセルがクラッシュして 8 位フィニッシュ。さらにはレース後にラッセルのクラッシュに関してアロンソにタイムペナルティーが課せられ、角田の最終順位は 7 位で確定しました。
初回ピットストップでライバルチームが先んじたときには「また判断を誤ってアンダーカットされるのか」と思ったものでしが、今回に関してはどのチームもアンダーカット以前にタイヤがもたせられなかったようですね。角田は予定通りのタイヤストラテジーを遵守しつつ前後とのギャップを最後までコントロールする走りで、とにかくトップ 5 チームの直後につけ続ければポイントに繋がることを証明してみせました。

これで開幕 2 戦ノーポイントから一気に 6 点を獲得し、角田はドライバーズランキング 11 位、チームはコンストラクターズ 6 位に躍り出ました。今後も入賞圏はトップ 5 チームの寡占状態が続くでしょうが、角田としてはこれを続けていってほしい。そうすれば最終的にはポイントもドライバーとしての評価もついてくるでしょう。

次のレースは二週間後、春開催となった日本グランプリです。これまで母国では入賞のない角田ですが、今年こそは結果に繋がるレースをしてほしいところです。

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