この週末は GW にやり残した宿題をやって過ごしています。連休中は未明のうちから整理券配布があったというくらいで避けていたガンダムベース東京に、これを見に行ってきました。
8 月発売予定の RG ガンダム Ver.2.0 です。
東静岡にあった頃の 1/1 ガンダム立像をスケールダウンした 初代 RG 1/144 ガンダムから実に 14 年の歳月が過ぎようとしています。そりゃあ Ver.2.0 も出るわけだ。
私はもちろん購入するつもりでいますが、各地のガンダムベースにて先行展示が始まったということで進化のほどを確認してきました。初代ガンダムの新キットということで、ガンダムベース東京では三カ所くらいを使って様々な展示が行われていました。
写真だけ見ると 1/144 とは思えないほど情報量が多い。MG Ver.4.0 だと言われたら信じてしまいそうです。
デザインの方向性は従来とはガラッと変わり、アプローチとしては PG Unleashed に近いけどそのまま小さくしたのともちょっと違う。もちろん既存のガンダムの立体化のどれとも違う。新世代のガンダムのスタンダードになり得るデザインだと思います。腰アーマーがちょっと縦に長いのが Ver.Ka っぽいとは感じるけど。
旧 RG に比べて見た目のみっちり感が高いキットです。デザインもさることながら、旧 RG は外装をつけて初めて成立する構造にだったのが、Ver.2.0 では MG のように内部フレームだけでも見栄えがする構造になっているとのこと。その密度の高さが見た目にも醸し出されていると思います。
また特筆すべきは関節の構造で、今までのほとんどのガンダムのプラモは肘や膝が見た目上の関節(いわゆるマルイチモールド)ではないところに実際の関節を設けていたのが、RG Ver.2.0 ではちゃんとマルイチがヒンジになるよう設計されています。また可動自体も劇中のアクションポーズをできるだけ正確に再現できるよう作り込まれているようで、これは楽しみ。
ただ、このキットオリジナルの要素としてコクピットハッチが途中で分割(上下にハッチオープンするようになっている)されており、展示品を見る限りではハッチの真ん中に隙間が生じているのが残念。ここピッチリ閉じられるのでしょうか。
ランナーも展示されていて、組み立ての手順がなんとなく想像できるようになっていました。これは旧 RG よりも組みごたえのあるキットになりそうです。
ちなみに別売となる武器セットはガンダムハンマーのチェーンがインサート成型になっていてランナーから切り離すだけでチェーン部分が完成するようなのですが、残念なことに武器セットのランナーは展示されていませんでした。
全体的にとても完成度の高いキットのようで、今から発売が楽しみです。
発売日に買えるかどうかが不安ですが、最近のバンダイは注目度の高いキットは初回出荷を十分用意しておいてくれるから大丈夫そうかな。まあここ数年のガンプラ枯渇を経て、私自身もタイミング良く買えるときに買って組めればいいや、とは思っていますが。
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