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マクロス Δ ワルキューレ衣装展 encore @SHIBUYA TSUTAYA

SHIBUYA TSUTAYA にて開催中のワルキューレ衣装展に行ってきました。最近は渋谷に来てもハチ公口側には出ないことが多いので、リニューアル以来初めてのシブツタ。

マクロス Δ ワルキューレ衣装展 encore -Live costume archives-

昨年末にライヴ Blu-ray の発売を記念して有楽町マルイで開催されていたイベントをライヴ CD の発売に合わせてリバイバルしたものになります。実は(書いてなかったけど)昨年末の衣装展にも行っていたのですが、前回は一部を除いて衣装が基本的にアクリルパネル越しの展示だったのに対して今回は全部マネキン展示されているということで、改めて行ってみました。

入場は日時指定チケット制になっていますが、土日でも十分当日枠があるようでした。

エントランスに飾られていたファイナルライヴのキービジュから抜粋したキャラクターパネル。前回の衣装展でもあったものですが、このキャラクタービジュアルを見ると一年前のファイナルライヴを思い出しますね。

各キャラクターパネルにはキャストからの直筆メッセージあり。前回の衣装展ではフレイアΔ鈴木みのりとレイナΔ東山奈央のメッセージはなかったのですが、今回は全員分記入されていました。鈴木みのりさんは前回・今回ともに会場には来れていないようですが、スタッフがわざわざご本人のところにこのパネルを持って行って記入してもらった模様。

Last Mission のオープニング映像(撮影不可)を鑑賞して入場するとそこには過去のステージ衣装がズラリと並んでいます。これは壮観。前回はケース越しで正面からしか見られなかったので、こういう形で並ぶと圧倒されます。

まずは 1st ライヴ(後列)と 4th ライヴ(前列)の衣装。どちらも映像パッケージ化されていないので私は YouTube 等で部分的に見た記憶しかありませんが、今見ると最初期の衣装はかなり地味。ライヴの規模の成長と比例するように衣装も凝ったものになっていったことが分かります。

ショーケース越しじゃないから、前列の衣装は「後ろってこうなってたのかー」と覗き込むこともできてしまいます。ライヴ本番でも衣装の背中側をまじまじと見る機会もそうないから貴重。

衣装を見て驚くのがレイナΔ東山奈央さんの小ささ。五人のメンバーの中では最も小柄なのは知っていましたが、目の前で衣装を見るとめちゃくちゃ小さい。この小さい身体でありながら五人の中で最もキレのあるパフォーマンスを続けていたことには尊敬の念すら感じます。

こちらは 2nd ライヴの衣装二種。これは現地には行っていませんがパッケージ化されているので何度も見ています。メンバーカラーのブラウスにシルバーのジャケットがカッコイイ。
五人の衣装、お揃いっぽく見えて実際にはキャラクター/キャストのイメージに合わせて少しずつデザインが変えてあるところが良いですよね。袖や裾の長さだったりフリルの使い方で各メンバーらしさが表現できるのがすごい。

これは 3rd。クマデジさんが横アリに観に行ってたやつですね。
衣装は 2nd に比べてグッと大人っぽくなりました。2nd でもそうでしたが、カッチリした襟付きジャケット風の衣装だと「戦術音楽ユニット」らしさが出てきます。

再び 4th の衣装。2nd~3rd の流れとはまた違った雰囲気になりました。この頃はパンデミックの影響でライヴのあり方が問われていた時期でもあり、衣装的にもいろいろと試行錯誤している様子が窺えます。

2022 年の 5th の衣装。これは初めて現地参戦したこともあってすごく印象に残っています。通常のメンバー衣装も良いけどエナメルやラメ、ペイズリーなどを組み合わせた Yami_Q_ray の衣装がすごく良い。ワルキューレのライヴ衣装の中でこれが一番好きかもしれない。

ちなみに、ワルキューレと Yami_Q_ray では基本的にメンバーカラーは共通なのですが、美雲(紫)と闇雲(水色)だけが違っているというのが劇中設定に合わせてあるのも面白い。正確には二人とも両方の色の要素を持っているのですが、美雲が紫優勢、闇雲が水色優勢なんですよね。キャラクターの二面性を表現しているのでしょうか。

そういえばこの Yami_Q_ray 衣装はファイナルライヴでも登場しています。が、5th では早着替えのため下にワルキューレ衣装が着込めるよう少し大きめのサイズで作ってあったのが、ファイナルライヴでは早着替えの必要がないから本人ピッタリサイズに寸法を詰めたとのこと。前回の衣装展でのビデオメッセージで聞いた裏話です。

2019 年のクロスオーバーライヴ(前列)と去年のファイナルライヴ前半(後列)の衣装。
ファイナルの衣装はチェック柄をフィーチャーしつつ、メンバーごとにチェックの種類が異なっている(その上であえてマキナとレイナのチェックを合わせてある)のがイイ。そして、肩口のデザインがファーストマクロスのバルキリーパイロットスーツを彷彿とさせる形なのがオールドファンとしては胸熱ポイントなわけです。

Last Mission 後半戦の衣装。Blu-ray のジャケットイラストもこの衣装を劇中のキャラクターに着せた絵になっています。
白壁をバックに白いマネキンに白い衣装を着せているから全く映えないのですが(泣)、ライヴ当日はステージ上で五人がこの衣装で歌って踊る姿が本当に良かった。完全にアイドルユニットの卒業ライヴという空気感がすごかったですね。しかもこれを着て歌うのがしっとりした曲じゃなくて『ワルキューレがとまらない』『裏切らない』『あきらめない』からの『未来はオンナのためにある』というギャップがまた良い。

ファイナルライヴでのアンコール衣装(最終日だけは上記の白ドレスでアンコールも歌ったようですが)。私も買ったツアー T シャツにリボンや羽根、ラインストーンなどでカスタマイズしているのが面白い。現場でメンバーと同じシャツを着れていることによる一体感も良かったです。

こちらは先日の京都でのイベントの衣装。ワルキューレ五人ではなく美雲・フレイアの二人での歌唱だったようですが、京都ということでいつもとは全然違う和装スタイル。そして右側の二着は『マクロス F』からシェリル・ノーム starring May’n のもの。黒基調の大胆なドレスが May’n さんっぽい。

前回の衣装展では会場内で各メンバーからのビデオメッセージが流されていたのですが(衣装よりもこっちの方がメイン感あった)、今回は特にビデオメッセージ的なものはない代わりにファイナルライヴの写真展示多数と、ライヴ自体の映像も一部流されていました。写真、五人が活き活きとしていてどれも素晴らしい。MEMORIAL BOOK 買っておくべきだったかな…。

展示写真の一枚に美雲ΔJUNNA の直筆メッセージが。会期初日(オープン前の関係者タイム?)に来場されていたようですね。
バックにペンラの光が写ってる写真、どれも良いですよね。こういう写真とかライヴ映像を見ると自分もペンラ振ってて良かったと思います。

そしてレイナΔ東山奈央のメッセージも。
会期中に他のメンバーのメッセージが追加されることはさすがにないですかね。

ファイナルライヴからもう一年が経つけど、BD、CD、各種イベント…と何度でも余韻を反芻させられています。マクロスは自分の幼少期からずっと追ってきたシリーズだったけど、ワルキューレに関してはちょっとその枠を飛び越えたかな。ファイナルライヴ CD の発売を経ていよいよ新規コンテンツの供給はなくなりそうですが、これからも応援しています。

渋谷での衣装展開催は今月 29 日まで。

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