昨日、新宿駅で展開中だった『劇映画 孤独のグルメ』による広告ジャックを見に行ってきました。
🍖年末年始「孤独のグルメ」の焼き肉店が新宿駅に⁉ | テレ東ファン支局
JR 新宿駅の南口～東南口側コンコース内の広告スペースがほぼ全て『孤独のグルメ』で埋め尽くされていました。中でも圧巻だったのはこの巨大スクリーンに映し出されるゴローの顔。遭難してボロボロになったゴローがこのサイズで現れるとめちゃくちゃインパクトあります。
下の方に書かれている「こっちの面を見てね！」という誘導に従って反対側に回ってみると、
なんとボックス型のデジタルサイネージが架空の焼肉店に仕立てられ、その中にはまさに「今の俺は、焼肉バラか？」と逡巡しているかのような井之頭五郎が佇んでいます。
近年こういったボックス型のサイネージが流行ってますが、触れられる距離に等身大のコンテンツを表示させるとまるで自分が中に入って行けそうなリアリティーがありますね。しかもよーく見たら店内のテレビには「ふらっと QUSUMI」が映ってて芸が細かい（笑
このボックス型サイネージには焼肉屋だけじゃなく一定時間ごとに劇映画の予告編も流されており、これもまた大迫力。松重さんってなにげに顔面の演技力すごいよね…。
ちなみに私がサイネージの写真を撮っていたところ、私の前を歩いていた 3～4 歳くらいの男の子が「あ！ごろうさんだー！」と声を上げていて思わず私まで表情が綻んでしまいました。テレ東の深夜ドラマがここまで認知されるようになったとは。伊達に再放送しまくってませんね（笑
巨大スクリーンのほか、コンコース内の柱という柱に四面のデジタルサイネージが巻かれていて、それらが全て孤独のグルメの広告を流しています。
劇映画に加えて過去シーズンのドラマが各 VOD サービスで配信中という宣伝が交互に表示。VOD の宣伝に使われていたのは『それぞれの孤独のグルメ』の各話シーンでした。この写真↑に写っているのは平塚のこども食堂回ですね。
南改札脇の頭上には帯状のサイネージがあり、そこにドラマに登場した歴代メニューがまるで回転寿司のごとく廻っていました（笑。うまそうな料理の写真がどんどん流れてくると、もう見ているだけで腹が減る…。ついそのまま改札を出て「店を、探そう」とやってしまうところでした。
13 年前から「知る人ぞ知る」コンテンツをひっそりと追いかけてきたつもりだったから、こんなに大々的に宣伝されると逆にちょっと気恥ずかしいような感覚（笑。
そういえば原作コミックも含めこれまでのシーズンで新宿が舞台になったことってないのですが、あえて広告ジャックの場として新宿駅が選ばれたのはやっぱり集客力ですかね。配給担当する東宝のフラッグシップ館の一つを筆頭として映画館も近くに複数あるし。
なおこの広告ジャックの展開期間は 12/30～1/5 ということで昨日で終了しています。映画の公開前に広告が終わってしまうのはちょっともったいないような気もしますが、終わる前に見に行けて良かった。
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