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MSI GeForce RTX 4060 VENTUS 2X BLACK 8G OC

前回に引き続き、自作 PC をプチリニューアルした話。今回は GPU についてです。

MSI / GeForce RTX 4060 VENTUS 2X BLACK 8G OC

MSI GeForce RTX 4060 VENTUS 2X BLACK 8G OC

今や CPU を超えて PC(特にデスクトップ)のスペックの主軸となった感のある GPU。以前からゲームをしなくても CUDA 等でクリエイティブ系アプリケーションの高速化に恩恵がありましたが、近年ではビットコイン採掘、生成 AI 系の処理などで GPU が重要になる場面がグッと増えました。私は PlayStation 5 をスルーすることにしたからゲーム環境として自作機をアップデートしたかったのと、それ以上に Adobe Firefly 系の AI 処理に GTX 1070 ではちょっと辛くなっていたから新しい世代の GPU に換えたかったのでした。今回の自作機リニューアルではマザーボードや SSD の買い換え以上に GPU の買い換えが重要だったと言って良い。

価格性能比という点では RTX 4060 よりも 4060 Ti の方が良いとよく言われますが、自分の用途的に二万円の価格差を正当化できるほどではないと判断。フレームレートにシビアなゲームをするわけでも生成 AI をガンガン回すわけでもなく、せいぜい Adobe Firefly をある程度ストレスないパフォーマンスで動かせれば良いので。GPU に 5 万円以上払うのがしんどかった、というのもありますが。

MSI GeForce RTX 4060 VENTUS 2X BLACK 8G OC

巨大だった GTX 1070 よりも大幅にコンパクトになりました。今まで使っていた GTX 1070 Founders Edition(いわゆる NVIDIA のリファレンスカード)はシロッコファン 1 基で冷却する構造で、シロッコファンに埃が詰まるしヒートシンクにもガチガチにカバーがついていて掃除がしにくいし、大きさ以上にメンテナンス性が最悪でした。それに対して この MSI のグラフィックカードはカード自体がコンパクトだし、大型のプロペラファン 2 基を搭載した一般的な設計で埃も溜まりにくそう。デザインは地味だし LED が光るようなギミックもありませんが、どうせケースに入れてしまえば見えません。

ベンチマークはいくつも回す気力がなかったからとりあえず FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION Benchmark だけ測ってみました。画質設定は 1,920×1,080 の「高画質」です。

MSI GeForce RTX 4060 VENTUS 2X BLACK 8G OC

旧構成(Ryzen 5 3600+GeForce GTX 1070)のスコアが 6,128 で「快適」のほぼ下限値だったのに対して RTX 4060 では「とても快適」のほぼ中央値まで向上しました。私自身は Steam でここまで重たいゲームをプレイする予定はないからこれくらいの性能が出ていれば当面は十分かな。
あとはゲーム以外の実使用でも、Photoshop での AI 生成系の処理が従来比で目に見えて高速になりました。ちゃんと測ってないけど体感倍速くらいで動いてくれて気持ちが良い。

ということで、今回はとりあえず CPU 側のニューラルエンジンの進化を見極めるまで 1~2 年の繋ぎのつもりで「費用対効果重視でボトルネックを解消する」こと重視でのプチリニューアルを行いました。でも思っていた以上に快適になったからこのまま 3~4 年使ってしまいそうな気もしています(笑)。

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