BTTFネタが続きます。
ミュージカルの観劇後、ものすごく楽しかったから思い出として何かグッズが欲しいけどオフィシャルショップではそれほど惹かれるものがなかった（デロリアンのナンバープレートのレプリカはちょっとほしいと思った）ので、どうせならと思いデロリアンのミニカーを別途購入。
トミカプレミアム unlimited 07 バック・トゥ・ザ・フューチャー デロリアン（タイムマシン）
最近ちょっと集めていたトミカのデロリアンです。トミカは基本的に実車をもとにした商品展開ですが、映画やアニメ等とのコラボレーションで「トミカプレミアム unlimited」というシリーズも展開しているんですね。普通のトミカよりも精細なトミカプレミアムのバリエーションという位置づけ。
BTTF1に登場したデロリアンのトミカはこの7月に廃番になったところで（BTTF2以降のバージョンは継続販売中）、私はネット通販で新品のデッドストックを探して購入。微妙にプレ値がついてたけど仕方ありません。
BTTFのロゴを大きくあしらったブリスターパッケージの中に、いつものトミカサイズの化粧箱が入っています。この箱もまたタイムワープする瞬間のデロリアンのイラストや、商品写真のバックにヘアライン加工されたステンレスのイメージが入っているなど凝ったデザイン。
デロリアン、1980年代らしい直線的で工業製品らしい見た目がカッコいいですよね。さすがにこのサイズ（1/64スケール）だから外装のヘアラインは表現されていませんが、ステンレス製のボンネットと樹脂製のヘッドランプ周りで塗り分けているなど作りが細かい。そして肉眼では判別できるかできないかの大きさで「DMC」のロゴがちゃんと入っているのも素晴らしい。
先日実車（レプリカだけど）を見てきた目で見るとトミカがこのサイズにしてはかなり細かいところまで再現されていることがよく分かります。さすがにガルウイングドアは開閉しないし車内の次元転移装置やタイムサーキットまでは確認できないけど、そういうのにはもっとスケールの大きなモデルカーが必要。
以下にも実験車両的な剥き出しの配線や、前後のバンパー付近についている謎の銀色の帯などはモールド＋塗り分けで表現。
デロリアン（DMC-12）自体は市販車なので、これらの配線やリヤのゴテゴテがついているのがBTTFにおけるタイムマシンの証です。
リヤの原子炉周りの配線や排気管のゴチャゴチャ。それをモールド再現しているのがすごい。パーツ分割じゃなくてほぼ一発型抜きですよね。
これが手のひらに満たない大きさの中で表現できているのだから痺れます。これはマクロ写真で見るよりも肉眼の方がすごさを感じる。
排気口とメッシュ状のテールランプの存在感が強いリヤビュー。
その中でも、小指の爪よりも小さい幅でカリフォルニアのナンバープレートが再現されていて、「OUTATIME（時を超える）」が判読可能な鮮明さでプリントされているのが感動モノ。
トミカのデロリアン、スケールを超えた出来で満足度の高いミニカーでした。映画40周年とミュージカル観劇の記念としてこれが手に入って良かった。デロリアンにはいくつものバリエーションがあるけどやっぱり最初のが思い入れあるわけです。
でも一方でこれを見たらもっと大きくてディテールが入った立体物も欲しくなってきてしまいました。アオシマが昨年リメイクしたプラモの出来が相当いいらしくて、仕上げるのにはかなり手間がかかりそうだけど物欲が刺激されてしまっている今日この頃です…。
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