[ Sony α7 IV | Canon EF100mm F2.8L IS USM ]
彼岸花の季節です。今年も猛暑の影響か、開花が例年より若干遅れているようでまさにこの週末が見頃。
去年スカイツリーを絡めて撮った写真がとても良かったから今年も隅田川沿い、汐入公園付近を散策しながら撮影しました。電波塔を絡めて撮れるアングルは限られているけど、それを探して歩くのもまた楽し。
[ Sony α7 IV | Canon EF100mm F2.8L IS USM ]
汐入公園には広大な彼岸花畑があるというわけではないものの、隅田川の土手に彼岸花の群生地が点在しています。緑色の土手にところどころ燃えるように赤いエリアが存在し、撮りようによっては一面の彼岸花畑かと錯覚するような写真が撮れます。
[ Sony α7 IV | Canon EF100mm F2.8L IS USM ]
今回は先日購入した100Lマクロを主軸にしていたのでこういう写真も。レンズの実力的にはもっと寄ることもできるのですが、これくらいで切り取るのが彼岸花らしさを表現できると思います。
[ Sony α7 IV | Canon EF100mm F2.8L IS USM ]
彼岸花の学名に含まれる「Radiata」とは「放射状の」という意味で、花を真上から見下ろすとその意味が分かります。語源的にはRadio(電波、放射線)と同根でもあるわけで、スカイツリーの近くでこうやって見るとまるで何かの信号を送出する電波塔のようにも見えてきます。
[ Sony α7 IV | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]
ちなみに日本で生息する彼岸花は基本的に種子を作ることができない品種で、国内で咲くものはほぼ全てが同一の個体から球根で繁殖したクローンであり、かつ人の手によって植えられたもの(自然的に拡散する種子が存在しないので)らしいですね。それが日本全国に広まって秋分の日付近に一斉に咲く、と考えるとロマンと同時にちょっとした怖さも感じます。
[ Sony α7 IV | Canon EF100mm F2.8L IS USM ]
関東には彼岸花の名所がいくつかありますが(巾着田とか)、そういうところにも行ってみたいけど私はこの隅田川沿いが好きかな。スカイツリーや隅田川、橋などを絡めて撮れるのもいいし、何よりほとんど混んでいないのが良い(笑)。今後も毎年とは言わないまでも時々見に来ようと思います。








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