大井町に3月末にオープンした大型複合施設「大井町トラックス」に行ってきました。
同時期に開業した高輪ゲートウェイシティと合わせて品川~大井エリアの新しい顔となる施設。個人的に大井町は学生時代のバイトや社会人になっても通勤の乗換駅として使っていた期間もあり、かれこれ30年にわたって縁のある場所。それがこの施設によってどう変わるのかそれとも変わらないのか、興味津々でした。
※写真は全てα7C+FE 16-35/F4ZAにて撮影。
第一印象は渋谷ストリームやMIYASHITA PARKのような、屋内と屋外が半分繋がった階層構造の商業施設。意図的に導線を広く設けて途中には休んだり集まったりできるような場所も用意して、長時間ゆったり滞留できるエリアとして作られているように見えました。
一方で近年では都心に似たような作りの施設ができすぎていて「ならでは感」がないなあ、とも感じます。
でもこういう階層構造の巨大建築物は広角レンズで撮影するとすごく楽しい。新しい場所であることもあってどこをどう切り取ろうか、好奇心が刺激されます。
商業施設とはいいつつもアパレルや雑貨などの物販系ショップはそれほど多くなく、過半数が飲食系。やはりオンライン販売が一般化した現代で物販の施設は厳しい、ということでしょうか。
こういう施設の飲食って人気のちょっといいチェーン系が入ることが多くてどこに行っても同じようなラインアップ…ということになりがちな中、ここはそういうチェーンに混ざって山本のハンバーグ、とんかつ檍、銭場精肉店といった東急沿線に所縁のある飲食店を精力的に誘致しているのが好印象。今度どこかに入ってみようと思ってます。
ただ、飲食店はそれなりにお客さんが入っているように見えつつも施設全体が賑わっているようには見えないのが心配になりました。
まあ大井町ってりんかい線が通っても大井町線が田園都市線と繋がっても単なる乗換駅としかみなされず商業的には発展してこなかった歴史があるので(駅直結のヤマダ電機なんていつもガラガラすぎて酷い)、この施設も「あまりうまくいかなかった大井町再開発の事例」となる可能性はなくもない。
ちなみにNetflix『地面師たち』を観ていた頃にこの施設の開発のことを知ったので、フィクションにもかかわらず劇中で言ってた「大井町の案件」ってこれかーー!!と一人で盛り上がってました(笑
トラックスの裏手にはまだ建設準備中のエリアが。ここには現在もう少し西側にある品川区役所が移転してくる予定らしいですね。区役所が隣接することで商業施設が流行るイメージはあまりないですが、どうなるか見てみよう。
なお施設からはJRの車両基地「東京総合車両センター」を見下ろすことができます。というか「大井町トラックス」という施設名自体が車両基地のこの線路(=トラック)に由来していると考えて良いでしょう。
私はほとんど鉄分は持ち合わせていないのですが、それでも夜景にこれだけの山手線車両が並ぶ壮観さにはときめいてしまいました。
従来の大井町のイメージとは乖離しすぎていて、本当に流行るのかなあ…というのが正直な感想。自分はあまりヘビーユースするイメージが湧きません。ただこの施設のコアの一つであるTOHO CINEMASはドルビーシネマ/アトモスや轟音シアターなどの付加価値系スクリーンがいくつかあるので、映画観に来るにはいいかも。まあそれも品川(プリンスのIMAX)、川崎(チネチッタのLIVE ZOUND、109のIMAX、TOHOのMX4D)に挟まれた立地という難しさはあるんですよね…。とりあえず見守ろうと思います。









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