RB16B のありがとうエディションだけじゃなく当然(?)こっちも買ってしまいました。
Spark / 1/43 Scuderia AlphaTauri AT02 Honda Y. Tsunoda Turkish GP 2021
スクーデリア・アルファタウリ AT02 のトルコ GP モデルです。角田裕毅が序盤にハミルトンを抑え込み、レッドブルの 2-3 フィニッシュのサポートをしてみせた印象的なレースを走ったクルマ。リザルトこそ 14 位でしたが、予選は Q3 進出を果たし決勝でもハミルトンを抑えるためにタイヤを使い切ってしまったことがポジションダウンの原因となっただけで走りは良かった。本来のパフォーマンスを発揮しつつあった昨年後半戦の象徴的なレースの一つだったと思っています。
キットのバックボードは幻となった日本 GP に寄せてファンからチームへと届けられた応援メッセージが使用されていました。RB16B はチームから日本のファンへのメッセージだったのに対して、AT02 は日本のファンからチームへのメッセージになっている好対照。メッセージはマクロレンズで撮影しても判読するのが難しいレベルですが、これをキットに採用してくれたのが嬉しい。
RB16B とは異なり AT02 のトルコ仕様は一見通常と変わらないリバリーを纏っています。
これはリソースのあるレッドブルと違ってアルファタウリでは 1 レースだけのためにクルマ全体のリバリーを変更する(そしてその次のレースでまた元に戻す)のが難しかったからとのこと。それでも一部だけでも特別仕様にしてくれた心遣いがありがたいです。
紺×白がチームカラーのアルファタウリですが、AT01 が白の面積が大きかったのに対して AT02 では濃紺がメインカラー。2022 年の AT03 ではまた配分が変わっているようですが、個人的には白の割合が大きいほうが爽やかで好きかな。
タイヤはインターミディエイト。AT02 はホイールが純白なのがイイですよね。2022 年はホイールカバーが標準装備になり、今のところアルファタウリはカバーには着色しなさそうなのがちょっと寂しい。
ヘルメットのベースカラーが前半戦仕様のオレンジから後半戦仕様の黄色に変更されたのがちゃんと反映されています。
またバックミラーのステーにも中盤戦からイタリアントリコローレ塗装が追加されているのが分かります。
シックなカラーリングに映える真っ赤な HONDA ロゴはやっぱり良い。
アルファタウリはレッドブル以上にホンダをリスペクトしてくれていた印象があります。
レッドブルとは異なる思想が反映されたフロア処理。
2022 年もフロントサスペンションの構成がレッドブルとアルファタウリで異なったりしていますが、兄弟チームで共通パーツが多く使われていてもけっこう大胆なところで違う、というのが面白い。
このクルマの通常リバリーとの唯一の差分、リヤウイングの「ありがとう」。
正直なところ日の丸カラー的なスペシャルリバリーも見てみたかった気はするけど、こういう奥ゆかしい感じも悪くない。
以前購入した MINICHAMPS の角田デビューモデルと改めて比べてみました。
一見あまり違いはないように見えますが、
- 濃紺の色味が違う(MINICHAMPS のほうが鮮やか)
- Spark のほうが造形のディテールが細かい
- Spark のほうがデカールの精細感が高い
- MINICHAMPS のほうがデカールの仕上げがきれい
といった違いがあります。一概にどっちが良いとは言えないのですが、全般的に MINICHAMPS のほうが高価なんですよね。
RB16B トルコ GP モデルと一緒に。先日のホンダレーシングサンクスデーでの展示を再現するように並べてみました。本当は中央にホンダ製 PU の模型が欲しかった(笑
2021 年のドライバーズチャンピオンはフェルスタッペン一人ではなくレッドブル/アルファタウリの四台で勝ち取った印象があるので、この二台が並んでいることが私にとっては重要です。
おなじ「ありがとう」でもレッドブルとアルファタウリでは大きさがちょっとだけ違うんですよね。まあボディに表示されているホンダロゴの大きさも微妙に違うし、両チームなりのロゴ掲示レギュレーションがあるのでしょう。
ホンダ第四期 F1 のメモリアルカーを両方手に入れることができて嬉しい。Spark の通常モデルだから数量限定じゃなく実質的な受注生産だったのが良かった。何やら RB16B のトルコ仕様はスパークジャパン始まって以来の受注数だったそうですが、日本ではそれだけ記憶に残るマシンだったということでしょう。
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