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海外渡航用 Wi-Fi ルーターレンタルサービス「WiFiBOX」を試す

今回の渡米では例によってレンタル Wi-Fi ルーターを持って行きました。
最近は MNO の海外ローミングも利用しやすくなり、海外用 SIM やレンタルルーターを用意しなくても現地での通信に苦労しなくなりましたが、仕事で行くとスマホだけでなく PC 等での通信も必要になるわけで。都度スマホをテザリングにするのも面倒だし、こういうときはルーターを持ち歩いた方が手間がありません。というわけで、成田でピックアップ可能なルーターレンタルサービスを利用しました。

【公式】海外WiFiならWiFiBOX|非接触型海外WiFiレンタル

WiFiBOX

以前の海外出張時に利用した「Wi-Ho!」と同じテレコムスクエアが提供するレンタルサービスです。有人窓口だった Wi-Ho! は今月(2022 年 9 月)をもってサービス終了し、今後は貸出・返却ともに無人対応可能な WiFiBOX に移行すると言うことのようですね。

今回はあらかじめ Web で予約した上で、成田空港の出発ロビーにあるテレコムスクエアのカウンターに出向きました。前回 Wi-Ho! を借りたのと全く同じ場所でしたが、窓口はクローズされており無人の状態。

WiFiBOX

無人な代わりにカウンターにはこの黒い端末が設置されていて、これに刺さっているのがレンタル用のモバイル Wi-Fi ルーターだと思われます。
私が行ったときにはこの端末の前で少し困っているらしきお客さんがいました。まあこれは初めてだと何が何だかわからんだろうなあ。

WiFiBOX

予約時に送られてくるメールから Web サイトにスマホでアクセスし、スマホカメラと連動して貸出機の QR コードを読み取ります。
そうすると自分の注文番号と紐付けられ、ルーターの取り出しが可能になります。

WiFiBOX

この画面で「受け取る」ボタンをタップすると、貸出機に挿し込まれているモバイルルーターの一台がポップアウト。
最初は少しだけ戸惑いましたが、有人窓口よりも迅速に貸出完了してしまいました。

WiFiBOX

貸し出される端末はこれだけ。以前の Wi-Ho! であればソフトケースにモバイルルーターと AC アダプターがセットになっていましたが、WiFiBOX では本当にルーター本体だけが貸し出されます。
しかしこの見た目といい貸出機の感じといい、以前利用したモバイルバッテリーシェアサービスにそっくり。

WiFiBOX

モバイルルーターには折りたたみ式の USB-A/microB/C/Lightning ケーブルが一体化されています。USB-A は充電用として、microB/C/Lightning はスマホなどの外部機器を充電するためのものですね。つまりモバイル Wi-Fi ルーターでありながらモバイルバッテリーでもある、というハイブリッドな端末。ただしバッテリーは 5,000mAh しかないのでスマホを一度充電したらほぼスッカラカンになりモバイルルーターとしての役目を果たせません。あくまで緊急時に電力をお裾分けできる、という程度に考えておくのが良いでしょう。

WiFiBOX

ちなみに側面には USB-C のレセプタクル(メス端子)があり、ここからも充電できるようです。
いずれにしても充電用の AC アダプターは付属しないため、自前で用意する必要があります。

WiFiBOX

実際に現地で使ってみました。ネットワークは AT&T、通信速度は下り 18Mbps/上り 7Mbps 程度という感じ。特別速くも感じないけどまあ普通には使えるかな、という速度です。

ちなみに今回は 1GB/日 のプラン(¥550/日)を利用しましたが、PC で添付ファイルの送受信をしたり動画を見たりしたらあっという間に使い切ってあとは 200Mbps 程度に制限がかかってしまって困りました。こんなことなら変なところでケチらずに無制限プラン(¥770/日)を契約しておけば良かった。

WiFiBOX

帰国後はまた成田の窓口で返却。この日は有人でしたが返却は貸出機のスロットにルーターを挿し込むだけで、対人のやりとりは発生しませんでした。
こういう状況なので、人との接触なしで貸出から返却まで完結できるのはメリットかと思います。

今までのサービスよりも随分お手軽になったことだし、今後も海外出張の際には利用させてもらいます。

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