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キリン 富士山麓 樽熟 50°

何年か前から、お酒を飲むときは健康のためにできるだけビールは控えめ(一杯目程度)にしてあとはハイボールとか焼酎を中心に飲むようにしているのですが(←「健康のために」と言いつつ飲んでる時点で結局アレ)、一口にハイボールといっても美味しいのから不味いのまでいろいろあるわけです。で、中でも最近通っている鳥越の居酒屋まめぞで飲める「まめぞハイボール」が特に美味しい。
今は自宅でももっぱらハイボールを自作して飲んでいるので、このまめぞハイボールの味を何とか再現できないかと考えているんですが、公式サイトには

50.5度のウイスキーで作ります。バランスが美味しさの決め手!

と書いてあります。確かにあのしっかりした味は普通のウィスキーじゃ出ないだろうなと思っていたので、これには納得。でも、50° のウィスキーって銘柄も限られるし、 シングル 450 円・ダブル 600 円で出すからには高級ウィスキーを使っているわけでもなさそう。安価で入手性が良くて 50° のウィスキー、と探すとこれくらいしか見つかりません。

キリン / 富士山麓 樽熟 50°

キリン 富士山麓 樽熟 50°

国産のウィスキーといえばサントリーかニッカで、キリンが出してること自体あまり知られていないような気もしますが…たぶんこれが最も入手しやすい 50° のウィスキーじゃないでしょうか。1,000 円前後で買えてしまうところに逆に不安を感じながらも、買ってみました。

まずはストレートで飲んでみると…さすが 50° なだけあって、かなりパンチがあります。でも「樽熟」の名の通り、木の香りがしっかりとついていて、単に安くて強いだけの酒ではないこだわりを感じます。同じ価格帯のウィスキーとブラインドテストされたら、ちょっといいウィスキーだと思ってしまうんじゃないかと。


キリン 富士山麓 樽熟 50°

ハイボールにしてみると…ああ、確かにこれはいつも飲んでいる 40° 前後のウィスキーで作るのとは違った、芯のある味になりました。でも今度はハイボールにしては樽の香りが強くて、まめぞハイボールはもう少しプレーンな香りに中に、ほんのり甘みを感じる味だったような。でもこれはこれで不味いわけではなく、レモンは香り付け程度にして強めの炭酸でガツンといきたい味ではあります。あと、開封直後ではなく数日置いてからだと、香りも幾分マイルドになって、ハイボールにも合うようになって感じます(単に私が慣れただけという可能性も)。

まめぞハイボールの美味しさの秘密は 50° ではなく「50.5°」というから、そのものピッタリのウィスキーを探さなくてはならないのかもしれません。あと「バランスが決め手」なので、寸分たりとも間違わない分量というのもあるんだろうなあ。自宅ハイボール探求の旅は、まだまだ続くわけです。

キリン / 富士山麓 樽熟 50° 600mL

B00384ARI0

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