松島でのおひるはやっぱり地元の海産物をいただきたいわけですよ。なので、港沿いのよさげなお店で海鮮に舌鼓を打ってきました。
松島の湾岸沿いとしてはちょい奥の方にある食事処。「茶屋」っていう響きが周辺散策の落ち着き処としてはちょうどいい感じに思えたので、寄ってみました。お昼時は混みそうだったので、開店一番にお店に到着したといころ、我々の後にどんどんお客さんが続いてきて、あっという間に満席に。
ちなみに「さんとり茶屋」という店名ですが、某酒類メーカーとは関係がないようで、ビールはサッポロが置いてありました(笑
席は二階の座敷。窓からは松島湾が一望できます。屋根の下だとちょっと冷たく感じるくらいの海風が吹き込んできて、初夏の海の心地よさを感じさせてくれます。
っていうか、せっかくの景観なのに目の前の電線が邪魔だなあ(´д`)。
本命を頼む前に、まずはカキの殻焼きからいただきます。ここに来たならこれは外せない。本当は生牡蠣とちょっと迷ったんですが、せっかくの旅行中にあたったらと思うとちょっと日和ってしまったのは内緒(ぉ
松島のカキ養殖業は震災で大きな被害を受けましたが、以前ほどの漁獲量こそまだ取り戻してはいないものの、こうやって名物として出せる程度には回復してきたとのこと。近隣市の組合の協力もあってとのことですが、やはり復興に向けた関係者の方々の並々ならぬ努力を思うと、この殻焼きのありがたみが一層身に染みます。
カキの身は思っていたよりは小ぶりでしたが、その分引き締まっていて、味は確かに「海のミルク」。できるだけ汁まで残さずいただきます。
生牡蠣も捨てがたかったけど、やっぱりこうやって焼いたほうが磯の香りが立って美味しいよね(負け惜しみ
そしてメインは数量限定の穴子丼!これも松島近海の特産物のひとつです。個人的には穴子よりも鰻派ですが、それは今まで単に「本当に美味しい穴子」を食べていなかっただけなのではないかと。
ちなみに丼についてくる味噌汁はあら汁に変更可とのことだったので、あら汁にしてもらいました。あら汁おいしいよね。
大ぶりの穴子に、甘めのたれが食欲をそそります。柔らかくて臭みもなく、確かにこれはおいしい穴子丼。穴子っていうと鰻よりも脂が少ないので天ぷらにでもしないと食べ応えがないと思っていたけど、こうやって良い穴子をいただいてみると、鰻とはまた違ったおいしさがあります。
こちらは私が食べたものではありませんが、海鮮丼。ちょっとだけ分けてもらったところ、確かに新鮮でおいしい。…でも、普通においしいというレベルで、期待していたほどでもないような?まあ港の海鮮丼というと小樽とか金沢クラスを想像してしまうのでハードルを上げすぎたのかもしれません。確かにおいしいんだけど、ここは穴子丼が正解だったかな。
なお、満席でテンパっていたのか、店員のおばさんがあちこちのテーブルで注文を取り間違えまくっていたので、行くならピーク時間帯を少し外して行ったほうが良いかもしれません(汗。
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