[ Sony α7 IV | Sony FE 24-70mm F2.8 GM II ]
ピークを少しずらして夏休みを取得し、金沢に帰省してきました。
2 月の穴水に続いて今回も能登方面へついでの小旅行。今回はのとじま水族館を訪れました。
のとじま水族館 | 来て！見て！触れる！石川県の体験型水族館
のとじま水族館、昔行ったことがあるはずなのですが昔すぎてよく覚えていない。朧気に断片的な記憶はあるけど半分初めてのつもりで新鮮に楽しんできました。
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ここのとじま水族館は沖縄の美ら海水族館と並び、日本で二館しかない「ジンベエザメのいる水族館」。それも入場してすぐの建物にいきなりジンベエザメがいます。美ら海の圧巻の巨大水槽とはちょっと違って、縦に長い大水槽の周囲を回廊状に下りつつ上下左右あらゆる角度からジンベエザメを堪能できるのが楽しい。大きさで言えば美ら海の個体の方が大きいような気もしますが、サメとの距離はこちらの方が近く感じられます。
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なおこの水族館には本来二匹のジンベエザメが飼育されていたようですが、昨年の能登半島地震で設備が大きな被害を受けたことで二匹とも死んでしまったとのこと。現在展示されているのは県内の沖合で昨秋捕獲された新たな個体だとか。この水族館の目玉の一つだけに、復活にかけた関係者の努力は想像を絶します。
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約一万尾のイワシが展示されているという「イワシのビッグウェーブ」。乗るしかない、このビッグ（ｒｙ
イワシの水槽を見るたびに「おいしそう」という感想を抱いてしまう悪い大人です。なお翌日には金沢の廻転寿司店でイワシもおいしくいただきました。
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ちなみにこの水族館には施設内に海釣りセンターがあり、その場で本当に釣りができてしまいます。釣り堀でもなく実際の海で。水族館のすぐ隣で、展示されているのとは違う自然の魚に触れられるというのはなかなかアツい。
[ Sony α7 IV | Sony FE 24-70mm F2.8 GM II ]
園内では定時ショーの一つとしてペンギンの散歩を見ることができます。
旭山動物園ばりの大群を期待していたら三羽だけの登場だったのが少し肩透かしでしたが（笑）、それでも手を伸ばせば触れられそうな距離（危険なので禁止）をペンギンたちが歩いて行くのはカワイイ。
[ Sony α7 IV | Sony FE 24-70mm F2.8 GM II ]
これは眼福。ショーの時間帯には順路に沿って人だかりができていました。この姿を見ているだけで少し暑さを忘れられる気がします。
[ Sony α7 IV | Sony FE 70-200mm F2.8 GM OSS II ]
もちろんイルカショーも堪能するわけです。
イルカのプールの向こうに能登の海が広がっているのがまた良い。北陸の潮の香りが懐かしい。
[ Sony α7 IV | Sony FE 70-200mm F2.8 GM OSS II ]
イルカショーって大人になっても楽しい。
実に夏休みらしい夏休みを過ごしていると実感する瞬間。
[ Sony α7 IV | Sony FE 70-200mm F2.8 GM OSS II ]
イルカショーの後はそのままアシカショーへとなだれ込みます。
そういえばアシカショーをやってる水族館にしばらく行ってなかったので、アシカショーを見るのも随分久しぶり。イルカショーよりもコミカル要素多めで楽しい。
[ Sony α7 IV | Sony FE 24-70mm F2.8 GM II ]
館内には能登半島地震による水族館の被害とそこからの復旧の様子までが掲示されていました。地震によって天井が落下し、濾過装置や配管が壊れたことでジンベエザメを筆頭に四千匹の生物が犠牲になったそうです。生き物の一部は日本各地の水族館や動物園に一時的に引っ越し（ペンギンの一部は東京のすみだ水族館でも預かっていたとのこと）、そこから設備を復旧させて地震からわずか半年で営業再開。生き残った生物を生かすことと設備の復旧を同時並行的にやらなければならなかった苦労を思うと涙が出そうになります。営業再開から一周年、心からおめでとうございますと申し上げたい。
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のとじま水族館、関東の造作やライティングに凝った水族館に比べると素朴な感じがありますが、逆にそれがいい。個人的にはこちらの方が懐かしく、馴染みがあります。
のんびりと一日でもいられる水族館だと思います。特にジンベエザメの大水槽はずっと見ていても飽きません。北陸のおいしいものを食べがてら、この水族館を目指して能登旅行、オススメです。
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