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すみだ水族館

すみだ水族館

[ Sony α7 IV | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

東京スカイツリーに行ったら、今なら(何がだ)スカイツリータウン内にあるすみだ水族館にも行くしかないわけです。

東京スカイツリータウン®にある「すみだ水族館」

都内の水族館だとしながわ水族館、アクアパーク品川、サンシャイン水族館には行ったことがあったけどすみだ水族館はこれが始めて。以前から一度来てみたいと思っていました。
夏はやっぱりこういう施設で物理的にも気分的にも涼しくなりたいもの。夏休みということもあって中は混んでいました。

すみだ水族館

[ Sony α7 IV | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

すみだ水族館、全体的に強力にくらげ推し。
水の中をゆ~ったり泳ぐくらげを見ていると、なんだか癒やされます。

すみだ水族館

[ Sony α7 IV | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

一口にくらげといってもいろんな種類のやつがいて見た目や泳ぎ方もそれぞれ違い、見ていて/撮っていて飽きない。
気がつけばここだけで小一時間過ごせてしまいそうなくらい、くらげの展示が充実しています。

すみだ水族館

[ Sony α7 IV | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

二年前のリニューアルで追加されたというビッグシャーレには 500 匹ものミズクラゲが泳いでいます。これが圧巻で、くらげ好きならば一度は見に来る価値があると言えます。
何を考えているのか、むしろ思考しているのかさえも判らないくらげがゆったりと漂うさまを見ていると、日常のあれこれを忘れられそうな気がしてきます。

すみだ水族館

[ Sony α7 IV | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

生家の真裏が砂浜だった身としては、くらげというとお盆過ぎに海を泳げなくしてしまう悪者というイメージが幼い頃にはあったものですが、鑑賞の対象として見ると実に不思議な、興味深い生き物です。

すみだ水族館

[ Sony α7 IV | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

さかなー!

というわけで普通の魚の水槽ももちろんあります。
とはいえ水族館としての規模が大きいわけではないので、例えば日本海の、とかアマゾン川の、みたいなテーマ別の水槽はあまりなっておらず、人気のある種類の魚が展示されているように見えました。

すみだ水族館

[ Sony α7 IV | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

水槽の中の魚と目が合うと楽しい。

水族館って薄暗いし魚の動きは案外素早くてカメラにとっては条件が厳しい場所ですが、α7 IV は AF 性能も高感度耐性も高いから安心して任せられます。

すみだ水族館

[ Sony α7 IV | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

すみだ水族館は 2 フロア構成なのですが、フロア間がこのような万華鏡トンネルになっていてここも楽しい。
狭いながらも展示の緩急をつけて飽きさせないようにする工夫が随所に見てとれます。

すみだ水族館

[ Sony α7 IV | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

チンアナゴ!!!

横長の水槽がまるまる一本チンアナゴだけのために用意されているのに驚きました。
しかもチンアナゴ、この水槽の中に三種類飼育されているという。

すみだ水族館

[ Sony α7 IV | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

チンアナゴはじーっと観察しているとニューッと伸びてきたり、スルスルと穴に引っ込んだりして見ていて飽きない。
何のためにこんな姿で、こんな生態をしているのか?と考えながら眺めているとそれだけで時間が過ぎていきます。

すみだ水族館

[ Sony α7 IV | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

このチンアナゴ水槽は確かに圧巻だわ…。
これを見るためだけにここに来る意味はあると思います。

すみだ水族館

[ Sony α7 IV | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

そしてペンギンパーク。ここもくらげ、チンアナゴと並び本水族館の人気コーナー。
ペンギンの種類としてはマゼランペンギンしかいないようですが、それでもそれぞれに個性のあるペンギンが思い思いの時間を過ごしていて、ここも見飽きないポイント。

すみだ水族館

[ Sony α7 IV | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

すごいなと思ったのがこのペンギン相関図。飼育員さん、当然ながらちゃんとそれぞれのペンギンの個性や関係性を理解して、それを来場者に伝えようとしてくれています。
これ自体が読み物として面白い上に、これを読んでからだとペンギンがさらに面白く見える。これはスタッフのペンギン愛を感じるわ。

すみだ水族館

[ Sony α7 IV | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

イルカショーとかアシカショーのような見世物がなくても、見せ方次第で面白く見せられるんだなあ…と勉強になりました。

それに泳ぐペンギンの気持ちよさそうなことといったら…水槽を少し見上げるような形で見ることになるため、尚更気持ちよさそうに見えます。

すみだ水族館

[ Sony α7 IV | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

圧巻の小笠原大水槽。小笠原諸島の海を再現したという巨大水槽です。
近くには座れる場所もあって、魚の泳ぐさまをゆったりと眺めることができます。

すみだ水族館

[ Sony α7 IV | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

この大水槽はすごく良い。キラキラした泡が立ち上っていく様子とか、上の方をサメやエイがゆっくり泳いでいくのとか。写真映えもするけれど、肉眼で見るのが最も美しいと思います。

すみだ水族館

[ Sony α7 IV | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

すみだ水族館、期待していた以上に良かったです。
近年は映像や光の演出を駆使する水族館が増えていますが(それはそれで「映える」し楽しいのですが)、本水族館はそういう技法に頼りすぎず、展示内容の絞り込みと水棲生物への愛をもって差異化しているのが印象的でした。確かにここはいるだけでも心地良い空間だし、近所に住んでいたら年パス買う価値がありますね。

とても気に入ったので、機会を見つけてまた来ようと思います。

コメント

  1. Clio より:

    すみだ水族館、息子が小さい頃はよく来ましたが、ペンギン大好きな息子はペンギンコーナー真っしぐらなので、ほかのコーナーはまともに観れてないんですよね〜。ペンギンの相関図は毎年あって、書籍にもなった記憶があります。昔、それで三角関係のペンギン同士がいて、それだけを眺めてもおもしろかったです。上野動物園のサル山とか、すみだ水族館のペンギンコーナー観ると、サル関係、ペンギン関係も人間関係も似てるのかなぁと。
    大人になってストレスとか、煩悩があるとクラゲとかに魅力感じちゃうかも😅
    都内の葛西、サンシャイン、品川、すみだと水族館は観ましたが、どれも特色ありますよねー、息子はすみだが一番好きでした。

    • B より:

      すみだ水族館、かなり気に入りました。規模感とか展示のメリハリとか手作り感とか、都内の水族館で一番好きかも。
      ペンギン相関図そんなに有名なやつだったんですね…確かに力の入れようが尋常じゃなかったし、あれがあるだけでペンギンの見方が変わって面白かったです。

      水族館に行くとクラゲ水槽の前にいる時間が一番長いくらいクラゲに癒やされがちだから、すみだのクラゲ水槽はすごく良かったですね。丸一日でもぼーっとしていられそうな気がします。

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