先週リリースされたGQ版シャア専用ザクを組み上げました。
GQ版ザクは軍警ザクと量産型で打ち止めにするつもりだったんですが勢い余って。もはやここまで来たらとことんまで付き合ってやるよ、ジークアクス！（何
シャア専用といっても基本的には量産型ザクの色替えキットです。差分といえば額のツノくらいですが、ランナー自体は共通で量産型を指揮官機にも、シャア専用を一般機にも組み替えることができます。あとはマーキングシール類が微妙に違って量産機（デニム機）よりは全体の白線の量が控えめ。
S型だからといって特に推力＝スラスターが追加されているとかいうこともなく、外観上は無印MS-06と同等。この辺は正史における量産型とシャア専用機の差分と同じですね。基本仕様は同じだけど出力の上限が上げられている＝エースパイロット専用のピーキーな機体、という位置づけ。
こないだ組んだばかりの赤い彗星Ver.と並べると、同じMS-06Sという機体でありながら方向性が全く違う。ボディラインの三角形と逆三角形も違えば目つきの鋭さも違うし、何より「赤い機体」の配色が全然異なる。同じ赤でありながらもTHE ORIGIN版では渋めの色合いが選ばれ、GQ版ではビビッドなピンクやレッドが選ばれています（これは赤いガンダムとの共通色でもある）。GQ版の鮮やかさは「ララァの記憶によって再現された色」としてあえてわかりやすい色合いにされているんでしょうかね。個人的にはもう少し落ち着いた色合いに塗り直したい気がしています。
そういえばシャアは劇中で白いガンダムに対して「こうも白くては目立ちすぎる」と言っていましたが、こんなビビッドなピンクや赤のモビルスーツに乗ってた人が言って良い台詞じゃないと思う（笑
ようやくGQ版シャアザクが手に入ったことで劇中カット再現が捗る。これは第2話冒頭（The Beginning冒頭）のサイド7侵入シーン。ここでサイド7に降り立つのが緑色の量産型ザク3機じゃなくてうち1機が赤いザク、というのがThe Beginning初見時の衝撃でした。既にここから「ファーストガンダムの丁寧な再現だけど何かが違う」という強烈な違和感が仕込まれていた。
とはいえGQでのシャアザクはサイド7に侵入してガンダムやガンキャノンの部品をいくつか破壊したくらいしか見せ場がなく、シャアはすぐにガンダムに乗り換えてしまうためあまり活躍した印象がありません。それでもこの赤いザクがなんか活躍したような気がしてしまうのはファーストやTHE ORIGINでの活躍が我々のバックグラウンドにあるからなんでしょうね。
「GQらしさ」という点では軍警ザクが秀でているし「MS-06ザクの翻案」という意味では渋い配色の量産型がよくできていたが故に、このシャア専用ザクはGQuuuuuuXの物語冒頭でシャアが搭乗したという事実以上の特別感はありません。でもこうやってアクションポーズをとらせると妙にシャアザクらしい格好良さが生まれてしまうのがズルイ（笑
とりあえずシャアザクは完成、ということで現在は同時発売のアレに取り組んでいます。
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