「道の奥で未知との遭遇」
ドラマ『孤独のグルメ Season11』、先週の市原市高滝に続いて今週は山武市横芝光町、二週続けて千葉の内陸部での海鮮がテーマでした。しかも今回もまた公共交通機関では行きにくい場所で、自家用車持ってない勢としては厳しい。
巡礼にあたりいくつかのルートを検討した結果、芝山千代田駅からシェアサイクル(HELLO CYCLING)を利用しました。とはいえ自転車でも片道40分近くかかるしそれなりにアップダウンもあるしけっこう大変。かといってタクシーだと高くなる上に帰りを捕まえるのも呼ぶのも難しい。
ちなみに芝山千代田からお店までは県道62号線を10kmほどまっすぐ行ったら最後に左に曲がるだけ。62号線は別名「芝山はにわ道」とも呼ばれていて、道中には写真のように埴輪が点々と建てられていて妙に力が抜ける(笑。
目的のお店は林道みたいな道の途中にぽつんとありました。夢かおとぎ話みたいだ、こんな林の中に…。
「まぐろや」、ストレートな名前。でも林に囲まれているからクルマで来てたら一瞬通り過ぎそうだ。
自転車を駐めようとしていたらおかみさんに声をかけられて(自転車での訪店は珍しいらしい)、千代田から来たと答えると「クルマでだって20分かかるのに!」と驚かれました。
メニュー。「まぐろ」と「丼」が無数に並んでいて認知がゲシュタルト崩壊を起こしそうだ。さすが「まぐろや」、レパートリーが幅広い。
それにしてもこんな海沿いでもないところで何故マグロ、と思ったけど逆にこういう場所だからこそ貴重な海鮮の店として人気があるのかもしれない。
劇中にもあった通りこの店のシステムは先会計で、入店時に注文したらその場でお会計してから着席します。だからお店に入る前に注文を決めておく必要があります。焦らずじっくり考えよう。
持ち帰り!そういうのもあるのか。
メニューが多いから店ではここでしか食べられないものを食べて、刺身や漬けは持ち帰って自宅で楽しむってのもアリかも。
ちなみにこちらのお店はなんとオンラインショップも持っていて、わざわざ訪店しなくても井之頭五郎が堪能した味を(ガーリック焼を除き)自宅で味わえます。
店内にユナイテッド航空の客室部がお店に寄贈した縁起物発見。
経験上、空港近くで航空会社のCAさんがよく利用するお店にハズレなし。世界中でおいしいものを食べてる人たちですからね。そういえば『それぞれの孤独のグルメ』でもCA回がありました。
お茶(冷温両方あり)はセルフサービス。
普通に麦茶かと思ったらルイボスティーなのがちょっと嬉しい。
注文したのは、まず特上と赤身の二色づけ丼。生のマグロ食わずに帰れんだろ。
ドラマのサブタイトルは「ガーリック焼」となっていたけどマグロを食べに来たなら刺身系は食べておきたいじゃないですか。
おぉ刺身大きい、分厚い!見るからに食べ応えありそう。
ご飯は少なめにしてもらいましたがこれでも並盛りかやや多めくらい。五郎はミニ丼を注文していましたがミニがあるのは普通のづけ丼やねぎトロ丼だけで、二色やユッケ丼のミニはなさそうでした。
うぉわぁぁ~、マグロ、うまっ!漬け加減が抜群。
普通の赤身でも十分脂が乗っていてとろけるうまさだけど、特上はさらに次元の違ううまさ。きめ細かなサシが入っていてめちゃくちゃいい脂。とろけるトロだ。
まさか林の中でこんなうまいマグロが食えるとは。
続いてまぐろガーリック焼定食。
まぐろガーリック焼を単品で頼むという手もあったけどサブタイトル回収するなら定食にするしかないじゃないですか(笑
結局ごはんと味噌汁、お新香をダブルで食べることに…。
でもこのマグロガーリックすごいよ!
大ぶりのマグロが容赦なくガッツリ盛られている。これはガーリック焼というよりマグロステーキと言って良いレベル。この店、全体的に盛りが良すぎる勢いで良い。
こっちもご飯少なめにしてもらったんですが普通の店なら大盛りと呼ばれるサイズ。もっと減らしてもらっても良かったか…?
ただ、づけ丼のご飯は酢飯だったのに対してこっちは当然白飯。同じ米でも味が違うわけです。づけ丼は酢飯で食べたいし、ガーリック焼は白飯で食べたい。やっぱりそれぞれで頼んで正解。
おおお…ガーリック焼もイイ!こんなマグロ初めて。焼いてるのにフワフワ。
ニンニク、後で自分で気になるくらいガッツリ効いてたらどうしようと思ったけど、ここのニンニク具合はちょうど良い。多少のパンチはありつつマグロのうまさを引き出すくらいの入れ方。そしてタレの味がちょっと濃いめなのがいいんだよなあ、これは白飯がススム。
そしてガーリック焼の下に敷かれた千切りキャベツがいいんですよ!
ニンニク風味のタレにヒタヒタに浸かって、キャベツがごちそうの一部として機能している。こりゃとんでもない米泥棒だぞ。
いや~うまかった。腹パンパン。
自分で食べてみて、五郎が食べていたガーリック焼定食にミニづけ丼とミニユッケ丼(半分持ち帰り)は本当に食べ切れたの?と思ってしまうのですが、あのロケはカットごとに止めて調整して…で食事シーンだけでも撮影に数時間かけてるからそれなら食べきれるか。とはいえ松重さんの還暦超えてのあの健啖ぶり、恐れ入ります。
マグロ、本当にうまかったなあ…またしばらく経った頃に思い出して食べたくなりそうだ。
ごちそうさまでした。

















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