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F1 イギリス GP 2007

イギリスGP決勝:ライコネンが逆転優勝、ハミルトンは3位に終わる (GPUpdate.net)

マクラーレンとハミルトンの母国 GP となるシルバーストンは、見事にライコネンが逆転優勝。僚友マッサがピットスタートになるというトラブルはあったものの、自身は危なげない走りで銀色の 2 台を抑えきりました。ヨーロッパに戻ってきてから(故障していた風洞が再稼働してから?)再びマクラーレンを上回る速さを取り戻したフェラーリですが、戦闘力で頭 0.5 個分くらい抜け出したために戦略に幅が出てきたというんでしょうかね。
ハミルトンはポールを獲った予選までは良かったものの、決勝ではマシンバランスが決まらず初回のピットストップでライコネンに先行されてからは比較的守りのレースになりました。それでもデビュー以来の連続表彰台記録を「9」に伸ばし、若干詰められたとはいえチャンピオンシップも首位堅持は立派。アロンソも優勝こそ逃したものの目先の敵でもあるハミルトンとの差を少し詰められて御の字というリザルトではないでしょうか。

まだドライバーズポイントでもコンストラクターズポイントでも 20 点近く差がついているとはいえ、このままの勢いに乗っていければフェラーリ追い上げの可能性も高くなってきます。が、今回のマッサのように信頼性で問題が出るとなかなか差が詰まらないんですがね・・・(まあ、前戦はマクラーレンのほうにトラブルが出ていましたが)。ただ、フェラーリの二人とアロンソがどんなにがんばっても、ハミルトンがこのまま連続表彰台記録を伸ばし続ける限りはなかなか追いつけないので、この抜群の安定感はもはやルーキーじゃないですね・・・。

日本勢はトヨタがトラブルで全滅。ホンダは苦しんではいるものの 9-10 位の結果を出しており、安定してポイント圏内が狙えそうなところまで戦闘力が回復してきましたが、予選での一発の速さがまだまだない状態が続いています。SAF1 はカナダで 6 位を獲ってから低迷していますね・・・高速サーキットが続いているため、根本的なマシンパワーの差と開発力の差が露呈している感じです。
日本のファンとしてはフラストレーションが溜まる展開ではありますが、チャンピオンシップが面白いので、まあいいか・・・。

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