DSC-W170 をこの 3 日間いろいろ使ってみたので、軽くインプレを。
・・・と思ったら、デジカメ Watch に書きたいことをほとんど書かれてしまってました(;´Д`)ヾ。
【新製品レビュー】ソニー「サイバーショットDSC-W170」 (デジカメ Watch)
とはいえ、とりあえずサンプルになりそうな写真をいくつか撮ってきたので、載っけときます。
※画像は撮影後 PC に取り込み、Photoshop Elements でレタッチなしの単純リサンプルで解像度を 1,280×960 に落として JPEG 画質「8」で保存したものです。サーバ容量の都合で元ファイルそのままでないことをご了承ください。
[ Sony Cyber-shot DSC-W170 ]
[ Sony Cyber-shot DSC-W170 ]
[ Sony Cyber-shot DSC-W170 ]
[ Sony Cyber-shot DSC-W170 ]
これらはほぼワイド端での作例。コンデジでこういう広角の構図って見慣れないので新鮮ですね。ピクセル等倍で見ると四隅はけっこう流れてしまってますが、広角コンデジの中では比較的健闘している方かな?少なくとも SXGA クラス(プリントするなら A4 程度)ならばさほど目くじらを立てるほどではないと思います。3~4 枚目のように四隅に目立つものがない構図なら、それも気にならないでしょうし。
輝度差の高い被写体を撮った際にはレンズ周辺部でそれなりにフリンジも出ます。でもこれもピクセル等倍で見たら・・・という話なので、個人的には(少なくとももっとひどいだろうという先入観を持った目では)かなりマトモに撮れているという印象。調べてみたらこれ ED レンズ使ってるらしいじゃないですか。
まあ通常はワイド端を多用するシーンはそんなに多くないので、いざというときに使う画角と考えれば許容範囲。私はむしろ電源投入時に画角が 28mm に設定されていることのほうが気になりました。前から言っているように、むしろデフォルトは 35mm あたりになっていて、引きたいときに引けるのがベストなんだけどなあ。
[ Sony Cyber-shot DSC-W170 ]
[ Sony Cyber-shot DSC-W170 ]
[ Sony Cyber-shot DSC-W170 ]
このあたりは 45mm 相当~ のズーム域での画像。このくらいになってくるとレンズの弱点が良い具合に消されて何の問題もなく見れる画になってきます。
今回は屋外での撮影がほとんどだったので、ほぼ ISO100 での作例になってますが、ISO200 まではノイズが気にならず使えるレベル。ISO400 までは何とか許容範囲だけど、ISO800 以上は積極的に使いたくない雰囲気ですね。薄暗い屋内ではできるだけ内蔵ストロボかマクロリングライトを使いたいです。ちなみに、純正のマクロリングライト(HVL-RLS)はワイド端では微妙(ホントに微妙)にケラレてしまうので、少なくとも 1 段ズーム(1.2 倍=33.6mm 相当)した状態で使う必要があるようです。
[ Sony Cyber-shot DSC-W170 ]
[ Sony Cyber-shot DSC-W170 ]
[ Sony Cyber-shot DSC-W170 ]
[ Sony Cyber-shot DSC-W170 ]
マクロっぽい作例などなど。こんなレンズと撮像素子でもちゃんと遠近感って出るんですね。最近じゃすっかり一眼レフ信者になってしまい、コンデジなんて信用してなかったんですが、約 2 年半ぶりに現行品に買い換えてみたら画質面での進歩っぷりにちょっと感動しました(今までが光学的にちょっとひどい DSC-T シリーズだったせいもあるけど)。これなら全然使えるじゃーん、お散歩スナップ用にしている EOS KDX の出番が減ってしまうかも・・・と思ってしまいました。それでも室内でのブツ撮りはちょっと厳しく、ISO100 でも暗部にけっこう色ノイズが出てくる印象なので、ブツ撮り用はやっぱり一眼レフ+マクロレンズかな、というのは変わらないですね。
あと難点を挙げるとすれば電源オフが遅い(電源ボタン押下→レンズ格納までのタイムラグが 2.5 秒ほどあるので、オフできているのかどうか不安になって再押ししてしまう)のが不満なくらいでしょうか。「コンデジとしては」という条件つきではありますが、久々に気に入ったコンデジです。最近のがみんなこんな出来ならば、会社で使ってるデジカメも安いので良いから最近の機種に買い換えるかなーとか思い始めました(´д`)。
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