[ Sony α700 / Sony 500mm F8 Reflex ]
先日光が丘公園のバードサンクチュアリに野鳥撮影に行ってきたときの写真を何枚か貼ってみます。α用のレンズは望遠系を全然持っていないので、試用がてら貸していただいて撮影しました。
野鳥は近所の某公園で何度か追いかけたことがあったんですが、このバードサンクチュアリは「野鳥の聖域」の名前のとおり鳥までが遠い!500mm レンズをもってしても短いので、野鳥を探すのにも撮影するのにも一苦労。これはフィールドスコープが欲しくなりますね・・・。ただ、自然が豊かなだけあって、野鳥のバリエーションは本当に豊富。当日は出会えませんでしたが、鷹が見られる日もあるそうです。
ちなみに、ここに掲載した写真は全てかなりトリミングしてあります。
[ Sony α700 / Sony 500mm F8 Reflex ]
[ Sony α700 / Sony 500mm F8 Reflex ]
この日ほぼメイン的に使わせていただいたレンズが 500mm Reflex。最近じゃレフレックスレンズなんてかなり珍しい部類に入るので、あまり使ったことがある人はいないかもしれません。500mm という焦点距離にしてはかなり全長が短いので取り回しはとても良いですが、500mm の単焦点って野鳥か航空機でも被写体にしなければあまり使う機会はないでしょうねー。
方式がかなり特殊なレンズなので、どんな写りなのかちょっと不安でしたが、思っていた以上にシャープで驚きました。ただ、F8 固定で暗いのと、レフレックス特有のボケはこういう背景には向いていないような気がします。前景/背景が点光源であれば美しいリングボケが得られるはずですが、ムクドリの写真にあるような細かな小枝が密集しているような構図では、二線ボケが盛大に発生して見苦しいですね・・・。
[ Sony α700 / Sony 500mm F8 Reflex ]
でも、こういうシンプルな構図だと、とても良い画になります。
写真は木の実を啄むヒヨドリ。シャッターチャンス的にも、この日撮れた写真の中で最も気に入っている一枚です。
[ Sony α700 / Sony 70-400mm F4-5.6 G SSM ]
[ Sony α700 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]
一日を通じて、何度も我々の前に姿を見せてくれたカワセミ。嘴が全て黒いのがオス、下嘴がオレンジ色なのがメスというのは今回初めて知りました。
カワセミは外見も綺麗でかわいいですが、鳴き声もなかなかかわいいです。今までは、近所の公園で写真家さんたちが高そうなレンズを向けている先にカワセミがいるという探し方をしていたんですが(ぉ、鳴き声で探すという探し方を覚えました。って、普通はそう探すか・・・。
[ Sony α700 / Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM ]
こちらは一日中被写体になってくれていたダイサギ。全身真っ白なので、露出を誤ると白飛びするので意外と難しいです。
あまり動かない鳥ですが、のそのそ歩き出したら餌を探している証拠。シャッターチャンスの前触れです。うなだれるようにして頭を垂れ、池を覗きこむ姿が哀愁漂ってます(笑。
[ Sony α700 / Sony 70-400mm F4-5.6 G SSM + Sony 1.4x Teleconverter ]
こちらは少ししか撮れなかったアオサギ。面白い模様をしています。
この日は 70-200mm F2.8 G、70-300mm F4.5-5.6 G SSM、70-400mm F4-5.6 G SSM という 3 本のレンズを試させていただきましたが、やっぱり G レンズは良いですね。500mm Reflex も悪くないですが、トリミングしたときのシャープさ(今回撮った写真は微妙に失敗したのばかりですが・・・)やボケの美しさはレベルが違うと感じます。とりあえず 70-300G だけで良いから、近々欲しいなあ。
光が丘はウチから遠いのでそうそう行けませんが、今回のでだいたいコツは分かったので、また近所でいろいろ撮ってみたいと思います。そろそろ梅も見頃だし、来週末は写真散歩かな。
コメント