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Manfrotto POCKET 三脚 MP3-D01

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ここのところ箱根ツアーで使用した Manfrotto 機材のレビュー記事しか書いてないような気がしますが(´д`)、もうちょっとだけ続きます。ここまで大物の機材の紹介が続いていましたが、今回は小物系。

Manfrotto / POCKET 三脚 L ブラック MP3-D01

Manfrotto MP3-D01

小型カメラ用のテーブルトップ三脚です。同社製品では以前「Modopocket 797」というものがありましたが、その後継的な位置づけ。もともとプロ機材メーカーだった同社も最近はかなりコンシューマーへの傾倒が感じられますが、これもその一つだと思われます。特にこの POCKET 三脚シリーズは、Lino のメッセンジャーバッグや Stile シリーズのバッグ、フィールドジャケット等にもこの三脚の専用ポケットが用意されているという特別扱い。同社の力の入れ具合が滲み出ています。

Manfrotto MP3-D01

三脚はおそらく金属製のフレームにラバーで表面を覆った、凝った作りになっています。
閉じた状態ではけっこうコンパクトですが、開くとそれなりに面積があるのがわかります。ちょっとキツネ顔っぽくも見える(^^;;

三脚にストラップでくっついているのは、カメラにネジ留めするためのマイナスドライバーです。これブラついてけっこう邪魔なので、個人的には十円玉ドライバー方式で良かったような気が・・・あるいは三脚の底面かどこかに固定しておけるギミックが欲しかったところ。


Manfrotto MP3-D01

カメラに装着してみました。サイズ的には NEX などのミラーレス機やハイエンドコンデジ、一眼レフならば Kiss やα33 などの小型機ならなんとか、といったところでしょうか。通常のコンデジにはやや大きいし、一眼の中級機以上にはちょっと心許ないし、というバランス感。ミラーレスを強く意識して作られた製品だと思います。

なお、三脚の向きは二本脚を前にセットするのが良いようです。ボディが極小な NEX の場合、二本脚を後ろにしたらレンズの重みで前のめりになってしまいました。

Manfrotto MP3-D01

脚はスプリングのテンションによって任意の角度に設定可能。なので、水平だけでなく自由な角度にセットすることができます。これ、スチル用というよりも最近コンデジやミラーレスでも機能強化されている動画撮影に使うのによさげ。セミナーや会議の際にテーブルトップでビデオカメラ代わりに撮るのに最適だと思います。

Manfrotto MP3-D01

折りたたんだ状態でも厚みは 10mm もないので、基本的にはカメラにつけっぱなしで使っても不都合はないと思います。が、NEX(NEX-5)の場合は、ホールドしたときに薬指・小指がグリップからはみ出すほどの極小サイズが徒となり、グリップしにくくなってしまうという問題が。オリンパスやパナのミラーレス機なら大丈夫かもしれませんが、ここはちょっと残念。

Manfrotto MP3-D01

MP3-D01 にはネジ穴が 3 箇所ありますが、NEX のようにレンズがカメラの中心から大きくオフセットしているような機種の場合は、中央ではなく横のネジ穴を使ってやったほうが安定するようです。

Manfrotto MP3-D01

ということで、先日の箱根ツアーでも試用させていただいたんですが、ご覧のとおりミラーレス機との組み合わせであれば、ダイニングテーブルの空きスペースに置いてもあまり邪魔になりません。

Manfrotto MP3-D01

で、このようにセルフタイマーを使って自分撮り、あるいはいつもと違う構図でパシャリ。料理写真はブツ撮りに似たアングルで撮るととかく説明的になってしまいがちですが、こんなライブ感のある構図もおもしろいかも。普通に撮るよりも料理が美味しそうに見えますね。

この三脚、実際使ってみるまでは「あったら便利そう、だけど意外と使わないかも?」と思っていました。が、つけっぱなしでもイケるサイズなので、一本持っていても良いかもしれません。ただつけっぱなし前提だと NEX-5 とはあまり相性が良くないので、私にはコンデジと「MP1-C01」の組み合わせで使うのがいいかもなあ・・・と思っています。こっち買おうかなあ。

Manfrotto / POCKET 三脚 L ブラック MP3-D01

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