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F1 ヨーロッパ GP 2011

ヨーロッパGP決勝 ヴェッテルが今シーズン6勝目を飾る! – GPUpdate.net

2011 年の F1 もそろそろ中盤戦に入ってきました。舞台を再びスペインに戻してヨーロッパ GP はヴェッテルが快勝して今季 6 勝目。8 戦中 6 勝で 2 位 2 回、という非の打ち所のない強さで、チャンピオンシップ上は 2 位のバトンとウェバーに 70pt 以上もの大差をつけました。

バレンシアサーキットのような典型的なストップ&ゴーサーキットではレッドブル不利、と言われてきましたが、そんなことを微塵も感じさせない横綱相撲。予選は余裕で PP、決勝もピットストップのタイミング以外ではトップを明け渡さない強さ。ヨーロッパラウンドに入ってからフェラーリが調子を上げ、ようやくマクラーレンも含めた三強状態というところまで差は縮まってきましたが、ウェバーはともかくヴェッテルはそれでも止まりそうにありません。このまま早々にドライバーズチャンピオンを決めてしまいそうな勢い。

レースの中身は例年眠くなってしまうバレンシアらしく(ぉ)動きの少ないもので、上位争いについてはアロンソとウェバーのピット戦略での差し合いがちょっと興味深かった程度。あとは小林可夢偉を含む中団の争いが激しかったですが、全 24 台完走という全く荒れないレース、そして抜けないサーキットでは、見どころらしい見どころもありませんでした。強いて言えば少ないピットイン回数で上位に食い込んだアルグエルスアリとペレスの走りが光っていたことと、決して仕上がりの良くないマシンで終盤ギリギリまでペトロフを抑え込んだ可夢偉の走りくらいでしょうか。可夢偉は連続入賞記録こそ止まってしまったものの、走りで魅せてくれました。

ここ数戦、フェラーリが速くなってきたのでレースの見応えが高まってきていましたが、次戦以降はシルバーストン、ニュルブルクリンク、ハンガロリンク、スパというダウンフォース命のサーキットが続きます。これはまたしばらくレッドブル対マクラーレンの構図に戻ってしまいそうだなあ・・・と危惧しつつ、2 週間後のレースを待ちたいと思います。

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