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Joe / The Good, The Bad, The Sexy

Joe / The Good, The Bad, The Sexy

ここのところすっかり新しい音楽に手を出さなくなり、ウォークマンに入っている曲をランダムリピートする毎日。新しいものに感動できない歳になっちゃったのかな・・・と自らを嘆きつつ、逆に目新しい音楽に触れたくなったので、久々に新譜を物色中です。といっても今まで聴いたことのないアーティストを開拓するのも骨が折れるので、昔から聴いているアーティストのニューリリース系から手をつけています。1 年あまりほとんど CD を買わなかった間に、けっこうリリースされているものですね・・・。

Joe は故 Gerald Levert、Brian McKnight と並び、新譜を継続的に買っている数少ない男性ソロヴォーカリストの一人です。この人のミディアム~スローの歌い上げるバラードは本当に溜息が出るほど、身体の芯に突き刺さるものがあります。が・・・、数年前に Kedar に移籍してからは徐々に音楽性が私の好みから離れてきているようで、そのあたり微妙だなあ・・・と思いつつ、惰性で買い続けている面は否定できません(´д`)。
このアルバムもそんな前作 “Signature” の流れの延長線上にあるような印象で、サウンド的には最近の流行りに迎合した感じの音。まあカッコイイし歌は相変わらず上手いんだけど、耳にスッと入ってくる代わりに強く印象に残る曲がこれといってない、という・・・。

アーティストはブレイクした時代の拡大再生産を続けていれば良いとは思わないので、変化し続けることは重要だと思うんですが、出世作 “All That I Am” の頃のような、魂が震えるような歌唱をもう一度聴きたいんですよね。
でももしこの路線が今後も続くようなら、次はもう聴かないかもしれません。結局私はサウンドよりも歌重視なんだろうなあ。

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