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横浜中華街 金福樓

横浜に行く用事があったので、ついでに中華街でごはんを食べてきました。

中華街で食事、ってありそうでなかなかなくて、最後に食べたのは少なくとも 5 年以上前…もしかしたら 10 年前だったかもしれませんというくらいに記憶にない(;´Д`)。何かの用事で近くに来たついでだったり写真を撮りに来たのだったりでこの界隈にはちょいちょい来ているはずなんですが、多くの場合は肉包子を頬張りながら散策して終わり、という感じなんですよね…。

さあどこで食べようか、ということなんですが、聘珍樓みたいな誰でも知ってる有名店はなんか高いばかりなイメージがあります。こういうところで食べるなら、ちょっと地味めな中国家庭料理の店、ってのがおいしいんですよ(完全に井之頭脳)。

横浜中華街の金福楼は安くて美味しい、穴場のお店

10 年前に友人と一緒に来た店、ここだったかなあ…。朧気な記憶を辿りながら来てみましたが、実際にお店に入ってみてもここだったような気はするし、微妙に違ったような気もするし、定かではない(ぉ。でも、お店の雰囲気としては、「あたり」だと私の勘が言っています。

さあて、何を頼もう。


ドラゴンハイボール!これは気になる。頼んでみるしかないでしょう。きっと 7 杯飲んだら神龍が現れて願いを叶えてくれるに違いない(ぉ

出てきました。見た目は完全にコーラですが、飲んでみると…っていうか飲んでみる前に匂いからして完全に紹興酒、飲んでみても完全に紹興酒のソーダ割りでした(;´Д`)。いや、なしではないんですが、これなら普通に熱燗&ザラメでいただいておけば良かったかも。まあ、ランチなのでこのくらい軽いので十分です。

今日の俺は麻婆豆腐気分だったんだ、というわけで、麻婆豆腐をオーダー。ここの麻婆豆腐は 3 種類あって、通常の麻婆豆腐、大辛麻婆豆腐(豆板醤がたっぷり入っている)、麻辣麻婆豆腐(「麻辣」なので池袋「楊」の担々麺よろしく花椒がたっぷり入っている)がありましたが、「楊」で花椒の刺激にハマった身としては、麻辣をいっとかざるを得ません。

見るからにかなり辛そう、これは水が甘く感じてしまうくらいの刺激があるかな…と思いきや、思いの外バランスの取れたお味。そういえば、ここは四川料理じゃなくて広東系のお店だった。
ピリ辛でごはんが欲しくなる味で、もっとパンチの効いた辛さでも良かったけど、これはこれですごくおいしい。挽肉たっぷりめで食べ応えもあります。麻辣麻婆豆腐、正解。

…まあ、帰宅してみたら晩ごはんも麻婆豆腐だったけどな(ぉ

続いて五目おこげ。おこげって中華料理の中でもシアワセなもののひとつじゃないですかね。海鮮がたっぷり入っていて手間もかかるので一般的には高価めのメニューですが、ここではけっこうリーズナブルにいただけました。

お米を揚げた「おこげ」の上にアツアツのあんかけをかけて、ジュワーッとなるのも楽しみのひとつ。おこげのカリカリの食感が残っているうちに食べるか、おこげにあんかけが浸みてから味わうか悩ましいところですが、まずはすぐに食べて食感を楽しみ、あとはじっくり味わう、が王道でしょう。

酢豚。酢豚って、個人的には給食に出てきたらがっかりするメニューのひとつでしたが、中華料理屋で食べる酢豚って美味しいですよね…。ここの酢豚は黒酢を使っていて、深みのある味わいが癖になりそうな感じ。というより黒酢以外の酢豚は認めたくないほど、黒酢の酢豚って美味しいんですよ。
豚肉もカリッと揚がっていてポイント高し。ただ、パイナップルが入っているのは賛否が分かれるところかもしれません。

小籠包!私が点心の中で最も好きなのがこの小籠包です。もちっとした皮の中から、うまみが凝縮されたスープがジュワッと出てきて…ああ、写真を見ているだけで唾液の分泌が止まらない(;´Д`)。

ここの小籠包もそういう王道の小籠包でした。もっとアツアツで食べたら火傷しそうな温度のスープが飛び出してくるか、と覚悟していたら、ほどほど適温のスープでちょっと安心、半分残念(笑。

〆はごはん物で。拝骨炒飯をいただいてみました。オーソドックスな玉子炒飯の上に拝骨が乗っかったもので、食べ応え十分。炒飯自体も米がパラッとしていて、これはノーマル炒飯でも十分に楽しめただろうな、と思いました。

お昼だったからほとんど飲まなかったということもありますが、三人でこれだけ食べて一人あたり二千円台。やっぱり、中華街を堪能しようと思ったらこういうお店でお腹いっぱい食べるのが幸せだよなあ。

ごちそうさまでした。横浜からそう遠いところに住んでいるわけでもないので、今後はもうちょっと頻繁に中華街に足を運んでみたくなりました。

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