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京浜工業地帯を経て川崎セメント通りの焼き肉

「よし、一発焼き肉でも入れていくか」

川崎の京浜工業地帯へ工場夜景を撮りに来たら、やっぱりここには巡礼しとかないといかんでしょう、というわけで、ついでに『孤独のグルメ』聖地巡礼【原作版】、第 8 話「京浜工業地帯を経て川崎セメント通りの焼き肉」の舞台となった、川崎セメント通り(川崎区浜町)へやてきました。
ここ、原作でも「焼き肉街」とありましたが、本当にコリアタウンになっているんですね。通り沿い、見事に焼肉屋ばかり。中でもこの店は特に規模が大きい、老舗の一つだったようです。

焼肉レストラン 東天閣

原作では「南天閣(なんてんかく)」という店名でしたが、それ以外は外観から何から原作のまんま。20 年、変わっていないということなんですね。

お店は日曜の遅い時間にもかかわらずかなり混雑していて、ちょっと並びました。順番待ちの名簿についうっかりメンバーの本名を書いてしまいましたが、むしろ「イノガシラ」と書かなかったことが悔やまれる(ぉ。「三名様でお待ちのイノガシラ様~」と呼ばれてどのテーブルのお客さんが反応するか、見れば良かった(ない

とりあえず一日お疲れさま、というわけでビールとキムチで乾杯。なんたってここまで移動だけで合計 8 時間くらいクルマに乗ってましたからね。でも運転手のクマデジさんだけはノンアルですいません(ぉ


肉はとりあえず原作通り上ロースと上カルビ、あとミノ。どうやらチャプチュは残念ながらカタログ落ちしてしまったようで。

焼肉といえば、ドラマ版の焼肉回である八丁畷のつるや沼袋の平和苑が本当に美味しかったので、それに比べてどうかな…と思っていたんですが、見るからに美味しそうじゃないですか。


(「孤独のカメラ」使用)

いや、マジでこいつはなかなかいい肉だ。

うん、うまい肉だ、いかにも肉って肉だ。

ロースとカルビはもう正統派の焼肉という感じ。ど真ん中ストレートの焼肉。ミノもうまい。まずいミノはゴムみたいだからなあ。

それから、サン、サン、サンチュ(ぉ
合間に、こうやって爽やかな生野菜を挟むことで、また新たな気持ちで肉が食える。

原作通り「サン、サン、サンチュ」と噛みながら注文してほしかったのに、クマデジさんが堪らず噴いてしまって普通にしか注文ができなかったことと、「あ サニーレタスですね」と店員さんに訂正されず、普通に注文が通ってしまったことが心残りです(ぉ。

続いて、八丁畷のつるやで食べて以来気に入ってしまった「ギャラ」。ホルモンのようにとろける脂身と、ちょっとした歯応えのある部分のコントラストが絶妙で、これがうまいんだ。

焼肉ばかりでは胃にもたれるので、ちょっとヘルシーに、馬刺し(マテ

いななきまーす!

さらに焼肉を追加。カルビとロースのおかわりをしたかったのと、定番のハラミも食べたくなったところに、上カルビ・上ロース・上ハラミがセットになった「得上盛」というのがあったので、迷わず注文。

川崎に焼き肉が似合うということが、今日よくわかったよ。
まるで俺の体は製鉄所、胃はその溶鉱炉のようだ。

ところで、早くご飯こないかなぁ、焼き肉といったら白い飯だろうが(←まだ頼んでないだけ

お…きたきたきましたよ(←やっと頼んだ

私は、焼肉には白飯なしでビールだけでもイケル派なんですが、この店に来て白飯を頼まないということはあり得ない(笑
改めて、焼肉に白飯もいいな。やっぱり俺は、農耕の国で生まれた日本人なんだなあ。

うん、ホルモンもうまい。
あ…そろそろドラマ Season3 に出てきた、板橋のあの煙たそうなホルモン焼き屋にも行かないと。

うおォン!俺はまるで人間火力発電所だ。

想像以上にジューシーで質がいい肉で、大満足。
いかん、いくらなんでも食いすぎだ。

一日でこどグル聖地巡礼 3 ヶ所に、写真撮影 2 ヶ所。こんなに濃密な一日もなかなかありません(笑。最後の川崎は半分思いつきでしたが、お付き合いくださったお二方、ありがとうございました。

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ドラマ&漫画『孤独のグルメ』の聖地を実際に巡礼してきた本人によるまとめです。(※2017 年大晦日スペシャルの広島編、2019 年大晦日スペシャルの釜山編、2023 年大晦日スペシャルの台湾編、および原作の病院、パリのみ未巡礼)。 ドラマ...

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