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佐藤琢磨がインディ 500 制覇!

今日書くべきはモナコ GP の話じゃなくて絶対こっちでしょう!おめでとう琢磨!!!

【速報】佐藤琢磨が歴史的快挙。日本人初のインディ500制覇を成し遂げる

↑YouTube にアップされている動画は権利関係が怪しいものばかりなので、とりあえずインディの公式チャンネルにあったレース後会見の動画を貼っておきます。これはこれで、琢磨自身のレース人生を振り返る内容でジーンと来る内容です。

今年のインディ 500 は F1 からアロンソがスポット参戦するということもあり、例年以上に注目が集まっていたレースであることは確かです。また、琢磨が昨年まで所属していた A.J. フォイトが今季からシボレーエンジンにスイッチしたことに伴い、ホンダの支援を受ける琢磨が今季はトップチームの一つであるアンドレッティに移籍したことも「今年は 2013 年のロングビーチ以来のワンチャンある」と思わせる要素でもありました。が、まさかインディの年間最大のレースであるインディ 500 で優勝するとは!私はさすがにリアルタイムで観戦はできず後からダイジェスト的に観ただけですが、それでも目頭が熱くなりました。F1 で日本人がモナコ GP を制するのと同等の価値があることです。これで佐藤琢磨は名実共に歴代最高の日本人レーシングドライバーになったと言えるでしょう。それ以前から、世界のトップフォーミュラで優勝経験のある唯一の日本人ドライバーではあったわけですが。


レース自体はコーションとリスタートを繰り返す内容で琢磨自身も激しく順位を上下させながらも、最後のコーション後のリスタートでトップ 3 につけ、かつてマルシャ F1 で走っていたマックス・チルトンと 2010 年のインディ・ジャパンで圧勝したエリオ・カストロネベスとの激しいデッドヒートの末、ラスト 5 周でトップを奪取。そのままカストロネベスを抑え込んでチェッカー、という手に汗握るレースでした。それにしても終盤のオーバーテイクは圧巻で、ほとんど追い抜きらしい追い抜きがなかった直前のモナコ GP とは対照的。いいものを見せてもらいました。

考えてみると、琢磨は 2010 年のインディ参戦以来 8 年目のシーズンを過ごしているわけで、2002~2008 年の参戦だった F1(しかも 2003 年はテストドライバー契約で、2008 年はチームがシーズン中に撤退した)よりもインディでのキャリアの方が既に長くなっており、すっかりベテランドライバーの一人なわけです。それだけの経験を積み、トップチームからの出走ということで、ある意味勝つべくして勝ったレースだったのかもしれません。同世代の私としても、40 歳になってもまだ夢って叶えられるんだなあ…と勇気づけられました。

今季の F1 はマクラーレン・ホンダが不甲斐ないこともあり、久しぶりに他カテゴリのレースを観てみようかなと改めて思っています。インディ 500 で琢磨&ホンダが勝ったなら、次に期待したいのはル・マン 24 時間。トヨタは昨年トップを快走しながら残り 6 分でリタイアという辛酸を嘗める結果になりましたが、今年こそは結果に結びつけてほしいところです。

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