我が家では毎年クリスマスにシャンパンを一本開ける習わしになっているんですが、今年はシャンパーニュではなくイタリアのスプマンテにしてみました。
以前『BAR レモン・ハート』の影響で飲んでみたコンタディ・カスタルディの Stile がとても美味しかったので、産地が同じフランチャコルタのスプマンテならシャンパーニュに負けない品質のものが味わえるだろうと期待して。
本当はまたコンタディ・カスタルディを買いたかったのですが、同じものに二度巡り会えるほうが珍しいのがワイン。少し探してみても見つからなかったので、同じフランチャコルタ産のこちらを成城石井で見つけ、買ってみました。
フランチャコルタ地方のスプマンテはシャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で作られているだけあって、泡立ちはシャンパーニュを思わせる繊細なもの。それでいて実勢価格は 2/3 というのは、ブランディングの違いとしか言いようがありません。
味のほうはシャンパーニュに通じる品の良さと華やかな香りを持っています。違いとしてはこのミラベッラのほうが口当たりが軽く、ほんのり甘みがある感じ。個人的にはもう少ししっかりした芯のある味のほうが好みなので、同じミラベッラの中でも Saten ではなくより辛口の Brut のほうが合っていたのかもしれませんが、店頭では見当たらなかったので仕方ない。でもスパークリングワイン選びって案外難しくて、外すと変に酸味があったり甘ったるかったりして「失敗した」と思うことが多いので、この安定感はさすがフランチャコルタではあります。
いい機会なので、瓶内二次発酵で製造されているフランチャコルタやカヴァから自分の好みに合う銘柄をちょっと探してみようかと思います。
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