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新生 EF70-200mm F2.8L/F4L

キヤノンLレンズの定番「EF70-200mm F2.8L IS」が3代目に – デジカメ Watch
キヤノン、Lレンズの小型望遠ズーム「EF70-200mm F4L IS II USM」 – デジカメ Watch

キヤノンが望遠ズームレンズの超定番、EF70-200mm の F2.8L と F4L を同時にリニューアル発表しました。

F2.8L のほうは II 型が出てからまだ 10 年と経っていませんが、F4L のほうはもう 13 年経つわけで、待望のモデルチェンジと言えます。F4L は手ブレ補正性能が 3 段→5 段分、最短撮影距離が 1.2m→1m に向上して扱いやすくなりました。が、どちらのレンズもレンズ構成は現行品を踏襲しているということで、確かに構成図を見てもほぼ同じかブラッシュアップ程度に見えます。
とはいえコーティングの変更で逆光性能は上がっているだろうし、組み立て精度も向上していておかしくありません。また内蔵マイコンやモーターの世代が新しくなることで AF 性能は間違いなく上がっているはず。これらのレンズを常用、特にスポーツ用途で使っているユーザーならば買い換える価値はありそうです。逆に言えば描写のキャラクターはあまり変わらないと思われるので、被写体が静物やポートレート中心ならこれから中古流通が増えるであろう現行品はお買い得になりそうです。


私が今使っている EF70-200mm F4L は今回のモデルチェンジで二世代前になった手ブレ補正なしのモデル。購入直後に IS つきが発表されて悔しい思いをしましたが、このレンズもヌケ・色乗りともに良くて、今でも手持ちのレンズの中で最も信頼を置いているレンズの一つ。開放 F4 だから夕方や屋内で扱いづらく、IS II 型にモデルチェンジしたら買い換えよう…と思っていました。ちょっと前までは。
今は EOS で使うレンズは小三元+シグマを含む何本かの短焦点レンズ+シグマ 50-500OS である程度事足りていて、しかも今後数年でミラーレスシステムへの本格移行を視野に入れている身としては、EF レンズの買い換え/買い増しは凍結しています。素晴らしいレンズがあることは解っていても、当面はネイティブ E マウントレンズかマウント交換サービスのあるシグマレンズを買いつつ動向を見守りたいのが本音。それなりに高感度に強い 5D3 なら、手ブレ補正なしでもそれなりに粘ってくれるし。

まあ私の用途だと新型ではなく現行 F4L IS USM に買い換えるだけでも満足度は上がりそうだし、コストパフォーマンス的にはそちらのほうが良いような気もします。ちょっと考えよう…。

キヤノン / EF70-200mm F4L IS II USM

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