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Red Bull RB16 Honda 発表

レッドブル・ホンダF1、新車『RB16』を発表。王者挑戦の準備は整ったか
レッドブル・ホンダ「RB16」解説:昨季型との比較画像で新型F1マシンを速攻分析 | F1ニュース速報/解説【Formula1-Data】

プレシーズンテストを一週間後に控え、F1 各チームが順次新車発表を行っています。今日発表されたのはフェラーリ「SF1000」とレッドブル「RB16」。
注目はもちろん今シーズン王者獲得を目指すレッドブル・ホンダなわけですが、一見 RB15 のマイナーチェンジのような今回の新車もディテールを見ていくとあちこち変更されています。

  • フロントウィングの各エレメントが大型化
  • フロントノーズ全体が RB15 よりも若干細く
  • ノーズ先端に複雑な形状のインテークを装備
  • ノーズ両脇にメルセデスのようなヒレ型のフィン(ケープ)が追加
  • エンジンカウルの絞り込みがより顕著に
  • リヤウィングステーが 1 本→2 本に
  • 各種空力付加物(フィン)の追加
  • ホンダロゴが大きく

現時点で公表されている画像から判別できるのはこんなところかと。昨年と大きな変更のないレギュレーション下にあって外観上の変更点はさほど大きくなく、最も分かりやすい変更はホンダロゴの大きさという(笑。昨シーズンはタイトルスポンサーであるアストンマーティンとの関係上ロゴサイズを控えめにしていたのが、昨年の成績への貢献およびアストンが今季いっぱいで契約終了することからホンダの露出が増えているものと思われます。

例によって今回発表されたマシンはあくまでシェイクダウン仕様に過ぎず、プレシーズンテストを経て開幕戦ではまた大きく違う外観に変わるはず。それでも現時点の仕様からは RB16 がどういうコンセプトのマシンなのか垣間見ることができます。おそらく全体コンセプトは RB15 のそれを踏襲したまま、二年目となるホンダ製 PU とのマッチングを最初から織り込むことでリヤエンドの空力を最適化。加えてフロントにはメルセデスが成功させたアプローチを取り込むことで昨年の弱点だった前方エアロの改善を狙ったものなのでしょう。そしてフロントノーズ先端の複雑な「穴」がどのような働きをするものなのか、とても興味深い。
レッドブル(というかエイドリアン・ニューウェイ)は空力レギュレーション変更の初年度は序盤で苦戦し、後半戦から加速度的に完成度を高め、翌年に成功する傾向がありました。それは RB15 でもほぼ同じ流れにあり、二年目にあたる今季は期待が持てるというものです。とはいえメルセデスがどう出てくるか次第なところもあるし、なんだかんだ言って開幕戦のグリッドにつくまでは本当の勢力図は見えてこないものですが、十分に期待を高めてくれる新車発表でした。

早くバルセロナテストが始まらないかなあ。同時期にバルセロナで開催される MWC はコロナウィルスの影響で各社が相次いで出展中止を発表するなどイベント自体の開催が危ぶまれる状況ですが(そもそも中国 GP の延期が正式決定するなど F1 にも具体的な影響が出始めていますが)、テストはさすがに中止にはならないですよね…?

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