発売日から使っている我が家の nasne が、とうとう壊れました。
ちょっと前から再生中にコマが飛ぶようになり、これは HDD の寿命っぽいな…と思って原因切り分けの前に一度再起動しよう、とリブートをかけたらそれっきり、電源ランプが点滅するだけで起動しなくなりました。おそらく内蔵 HDD が死亡してシステムソフトウェアさえ読み込めなくなってしまったようです。
購入したのが 2012 年の今頃だから、実に 8 年も動いてくれたことになります。DVD/BD レコーダなら 4~5 年で HDD か光学ドライブが駄目になって買い換えが普通だと思うので、それに比べればよくもった方か。まあ、我が家では nasne はあくまで BD レコーダのサブで、見たら消す系かテレビではなく別室でタブレット等で見る系のコンテンツ用という位置づけだったので、さほど稼動率が高かったわけではありませんが。モバイル視聴なら今や BD レコーダでも普通にできるし。
とはいえ故障した HDD を換装してシステムソフトウェアをコピーすれば自分で直せるのでは、と思って調べてみたところ、ファームウェア ver.1.50 以降では著作権保護のためメイン基板と HDD が個体(シリアルナンバー?)単位で紐付けられ、HDD 換装が不可になっている模様。まじかー。
買い換えようにも nasne 自体が半年ほど前に販売終了しており、後継機種もない状態。修理もほぼ不可で、サポートセンターに在庫があれば有償で 1TB モデルに交換してもらえるケースもあるらしい…という話ですが、今でも保守在庫があるかどうか分かりません。
買い換え先としては、各社の BD レコーダを除けばネットワーク接続前提の機器としてはアイ・オーの REC-ON シリーズくらい?
ちょっと買い換えも考えたんですが、そもそも Fire TV を購入して以降 nasne の使用頻度がガクッと下がっていたのも事実なんですよね。テレビを見ること自体減っていることに加えて、見逃したドラマやアニメも翌日には VOD でキャッチアップできることが多く、録画に頼る必要性が大幅に下がっているという。これはそろそろ本格的にレコーダを使わない生活を想定して、nasne の後釜なしでしばらくやってみるべきタイミングなのかもしれません。テレビをリアルタイムで見ることも珍しくなっていますが、録画もせずにどこまでストレスを感じずに生活できるか?案外、特に困らなかったという結論に至りそうな気もしています。
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