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Nintendo Switch Joy-Con を自分で修理

Joy-Con

先日 Nintendo Switch の Joy-Con を買い換えましたが、アナログスティックの調子が悪くなった旧 Joy-Con は基本的にリングフィット専用機として引き続き使用しています。しかしスティックのドリフト現象が収まったわけではないので、リングフィットをプレイ中にも時々イライラさせられてきました。
ここは任天堂に修理を出すのが本道なのでしょうが、この巣ごもり需要で Switch は品薄だし修理サービスも順番待ちになっていると聞きます。Joy-Con は幅広いカラーバリエーションが発売されていて、これは故障した場合は修理するよりも買い換えてくださいという任天堂からのメッセージなんでしょうね。だったら旧 Joy-Con を任天堂に修理依頼するのも申し訳ない気がしてきて、自分で直してみることにしました。

※製品を分解することで保証期間内であってもメーカーサポートは受けられなくなります。Joy-Con を自己修理する場合は自己責任でお願いします。本エントリーは Joy-Con の自己修理を推奨するものではありません。

Xunbida / Switch NS Joy-con 対応 センサーアナログジョイスティック 交換部品 24 in 1

Joy-Con Repair Kit

Joy-Con の修理キットは Amazon で検索すればもう数え切れないくらい出てきます。どれが良いのかも判らないけれど、とりあえず交換用スティック 2 個に工具セットがついてくるこの製品を買ってみました。¥1,500 以下で買えるなら Joy-Con の買い換えや修理よりも安上がりだし、試してみるのには悪くない。

Joy-Con Repair Kit

キットに含まれる交換用スティック×2。あくまでサードパーティによるレプリカながら、見た目はほぼ純正品と変わらないように見えます。

Joy-Con Repair Kit

予備のネジとバックルロック(Joy-Con を Switch 本体や各種アタッチメントにセットする際に固定するためのツメ)の交換品も付属。

Joy-Con Repair Kit

工具はプラスドライバー×1 と Y 字ドライバー×2。Y 字ドライバーはどこでも買える代物ではないので、キットに含まれるのはありがたい。
しかしこのドライバー、いかにも中華製品というクオリティで精度が悪く、ネジ頭を舐めやすい。基本的に一度きりの使い捨て感覚で使うべきでしょう。

他にもツル首ピンセットや分解用のヘラ、それと日本語の交換手順書などが付属します。

Joy-Con

Joy-Con の外装を留めているネジはこのような Y ネジになっています。カジュアルに分解されるのを防ぐためでしょう。
長年様々なガジェットを分解してきた私は一通りの特殊ドライバーを持っているのですが(笑)、今回はこの中華キットにどんなドライバーがついてくるか興味があったので、工具セット品を購入しました。交換用スティック単品と ¥200 しか違わなかったので。

Joy-Con

分解と交換の手順は一通り写真を撮っておいたのですが、下記 iFixit の記事がほぼ完璧だったのでそちらにリンクを張っておきます(ぉ

Nintendo Switch Joy-Con 修理 – iFixit

モバイルノート PC の HDD/SSD 交換の経験があればさして難しい手順ではありませんが、フレキシブルケーブルが多用されているので細心の注意を払う必要があります。特に最近経験豊富な某電気系エンジニア氏がフレキを断線させてしまう事故があったところなので余計に気を遣いました(笑

Joy-Con Repair Kit

Joy-Con から取り外したアナログスティック(写真左)と交換用スティック(右)。ほとんど同じですが、やはり純正品のほうが作りが良さそうな見た目をしています。
またスティック表面のゴムは純正品は使い込むうちにめくれてきてしまいましたが、互換品はそもそもめくれない構造になっていて「長期間使っているとゴムがベロンベロンになる」という症状はなさそう。ただ、スティックのゴム素材は純正品のほうが若干滑りにくいですね。

Joy-Con

スティックを交換したら、次はバックルロック(写真の赤丸の中)を交換していきます。スライドレールの中にあるバネ入りのツメで Switch 本体やアタッチメントからの脱落を防止する部品ですね。

Joy-Con Repair Kit

バックルロックを外してみたところ。純正品(写真左)は樹脂製で、この数年間の使用により摩耗しているのが見て取れます。これが酷くなると Switch やアタッチメントから脱落してしまうのでしょう。
交換用パーツはアルミ製で純正品よりはずっと摩耗に強そう。

Joy-Con Repair Kit

交換後。目立たない場所ではありますがよく見ると金属部品に変わっていて、なんだか銀歯をはめたかのように見えてきました(笑

Joy-Con Repair Kit

交換用スティックとバックルロックは 2 個入っていたので、ついでに右の Joy-Con もパーツ交換しておきました。右側はドリフトが発声していませんが、スティック表面のゴムめくれが発生していたので。

Joy-Con Repair Kit

こうして Joy-Con の修理が完了しました。新しいスティックはドリフト現象もなく、ラバーのめくれもなくなって非常に快適。これならもっと早くやっておくべきでした。

まあ非純正の中華製品なのでまたすぐに故障しないという保証はどこにもありませんが、次回壊れたら今度こそ新しい Joy-Con に買い換えようと思います。カラバリもどんどん登場していますしね。

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