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シグマの DN 版 85mm F1.4 を見てきた

先日発売されたばかりのシグマの DN 版 85mm F1.4 を見にヨドバシカメラに行ってきました。

シグマ / 85mm F1.4 DG DN | Art

川崎ヨドバシではいつもの通りサードパーティ製 E マウントレンズコーナーに置いてあるんだろうと思ったら見当たらず、同じコーナーのエンド(商品棚の端の目立つ場所)に展示されていました。ポートレートレンズの王道である 85mm F1.4 というスペックで投入された新製品だけに、販売店としても力が入っていることが窺えます。

実機を見ての第一印象は「小さい!」。まさかシグマの Art レンズを見てこう感じる日が来るとは思いませんでした(笑)。同じ 85mm で比べると一眼レフ用の DG HSM(A016) とは雲泥の差だし、F1.8 な Batis よりは若干重いものの体感的には許容できる差、という印象。

A016 から大幅に小型化しながらも機能は増えていて、AF ロックボタンに加えて絞りリング、および絞りリングのクリックスイッチまで追加されています。絞りリングのクリックはオンオフ切り替え式にも関わらず、オン時にはまるでヤシコンやコシナツァイスの MF レンズのような「カチ、カチ」という小気味良いクリック感があって、つい無駄に回したくなります。

さらに絞りリングはこの↑ロックスイッチによって好みの設定でロックが可能。「A」の位置でロックすると絞りリングが固定されてボディ側のダイヤルで絞りを操作する状態になり、逆に「A」以外の位置でロックするとボディ側のダイヤルが無効化されて絞りリングのみで操作する状態になります。せっかく絞りリングがついているんだからそっちを使いたいところですが、撮影時には他のレンズとの操作の一貫性も捨てがたい。どちらにも対応できるというのはありがたいです。

ボディ(α7R III)に装着してみました。「これだよこれ」と言いたくなるサイズ感。A016 は EOS 5D3 クラスのボディならばまあ許容できるバランスでしたが、ミラーレスで使うにはあまりにも大きく重すぎました。これならば Batis 85mm F1.8 よりもちょっと大きく重い程度なので、中望遠レンズが使いたいときに気軽に持ち出せます。A016 は本当に本気で撮影に臨む日でなければカメラバッグに入れる気が起きませんでした…写りは文句ないんですけどね。

フロントヘビーになることもなく。このレンズはシグマ fp との組み合わせもさることながら、α7 シリーズとのバランス感を強く考慮して作られたんだろうなあ、というのが感じられるバランスの良さがあります。

このサイズ感はやばいですね。予想していた通り、A016 ユーザーとしてはまんまと欲しくなってしまいました。あとは A016 と比べた画質がどうかですかね。発売されたことで今後さまざまな作例やレビューが出てくると思うので、それを見ながら悩みたいと思います。

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