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おうちで豚組 しゃぶ庵デリバリーセットが届いた

六本木のリアル店舗を閉店しオンラインへの移行を発表していた豚組 [しゃぶ庵]。その後、クラウドファンディングへの高い反響もあって閉店自体が一年間延長されることが発表されていました。今年 10 月の閉店までにリアル店舗に行けるかどうか微妙な感じだったので、延長自体は個人的には嬉しい限りですが、平行してバック(支援)していたクラウドファンディングの返礼品が届きました。

春に実施していた持ち帰り用豚しゃぶホームセットはあくまでリアル店舗からの持ち帰り用という位置付け(私は友人にデリバリーしてもらったけど)だったので簡易的な包装だったのに対して、今回のは遠方にも届ける「デリバリーセット」なので梱包からして当時とは変わっています。段ボールに豚組のシンボルマークの刻印つきガムテープが張られているのを見ただけで、ちょっと嬉しくなってきますね。

段ボールの中には清潔感のあるロゴ入り化粧箱が。

これを開くと、

おお…これは六本木の実店舗に上がっていく階段の写真じゃないですか。何度となく店舗に足を運んだ身としては、この写真を見ただけでいつもお店に入っていくときのあの感覚が甦ってきます。

このクラウドファンディングが目指す「『豚組しゃぶ庵』オンライン」という取り組みは、単にしゃぶ庵の商品をデリバリー対応化するに留まらず[しゃぶ庵]の体験そのものをオンライン化する挑戦だったのですね。

中からはこれまた豚組のシンボルマークが施されたパック類が顔を出します。
しゃぶしゃぶ用の野菜類と豚肉。

今回送られてきた豚肉は、松坂ポークと総州三元豚 白王。部位を変えて二種類ずつ、いろんな味が楽しめるのが嬉しい。

そして各種タレと〆の麺セット。

やはりテイクアウトセットのときから比べてパッケージング全体がグレードアップしていて、豚組が今回完全オンライン化に向けて真剣に考えた成果であることが伝わってきます。

説明書もグレードアップ。前回のものも十分な内容だとは思いましたが、それは複数回お店に足を運んである程度慣れている前提があったからでしょう。オンライン化を通じて初めてしゃぶ庵に触れる人にも最もおいしい食べ方とお店のこだわりを伝えるには、これくらいのメッセージを込めた解説が必要ということだと思います。

そしてクラウドファンディングへのお礼のメッセージとピンバッジ。このピンバッジはしゃぶ庵のリアル店舗を利用する際に会計が 10% 割引になるもので、当初は今年 10 月の閉店までが有効期限でしたが、閉店延長を受けてこのピンバッジも来年 10 月まで使えることになりました。これは閉店までに少なくとも一回以上はお店にお邪魔しなくては。

そんなわけで、夕食にしゃぶしゃぶをいただきます。

今まで使っていた大きめの鍋が傷んできて処分してしまったところだったので、ちょうど良いサイズの鍋が圧力鍋しかなく、無意味に圧力鍋でのしゃぶしゃぶです(´д`)。まあ色合い的には以前の鍋よりもしゃぶ庵のルクルーゼっぽさがあって悪くない。

前回も思ったのですが、食卓の上でカセットコンロ+鍋でしゃぶしゃぶをするとテーブルにコンロがセットされている専門店よりも鍋が高くなってちょっと食べづらいですね…。しゃぶ庵のオンライン化にあたっては是非ともこういうカセットコンロ使用に最適なしゃぶしゃぶ鍋の開発も検討してほしいところです。

そして肉をとって鍋の中でしゃぶ、しゃぶ。

こうして感染を気にする状況下だと、外食でこういう食べ方をするのはなかなか躊躇われるところ。自宅で家族と気兼ねなくしゃぶしゃぶが食べられるデリバリーセットの貴重さを改めて感じます。

一口目はアンデスの岩塩でシンプルにいただきます。

…相変わらずうまい!岩塩だと豚肉の甘みが引き立って、本来の味を感じることができます。

フルーツポン酢の爽やかな味もなかなか。
肉で水菜やネギを巻いて食べるのもまたおいしい。

岩塩、フルーツポン酢、塩だれ、ごまだれのダイヤモンドを延々と回り続けていられるおいしさ。

だいたい食べ終わったところで〆のラーメンを作っていきます。

鍋に麺を投入して一分煮立たせただけでできてしまうスピード感が嬉しい。

基本的にはとんこつラーメンだけど、ラー油を入れて目先を変えるのが私のお気に入り。

ちなみに前回はしゃぶしゃぶセット四人前+肉追加でちょっと多いかな?と感じたので(我が家は夫婦+女子二人)普通に追加肉なしの四人前セット(二人前×2)でちょうど良い分量でした。

ごちそうさまでした。
ああ、今日もおいしかったなあ。

今回のパッケージングを見ていて改めて気づいたのが、私自身はこのデリバリーセットを通じて過去に友人や家族とリアル店舗に行ったときの思い出を一緒に食べているんだということ。このセットはもろん肉やタレそれ自体もおいしいんだけど、かつて何度となくお店に行った際のおいしかった・楽しかった記憶が脳裏に甦ることで、さらにおいしさを感じられるんだと思います。しゃぶ庵のオンライン化はそういう体験を売ろうという挑戦なのだろうし、今後はリアル店舗に行ったがない人にもそれを感じさせることに挑んでいくのでしょう。

11 月以降のオンライン化とリアル店舗の延長営業がどのような形態になるかはまだ分かっていませんが、私は今後もこうやって時々デリバリーセットを利用しようと思っています。もちろんリアル店舗にも何度か足を運ぶつもり。ピンバッジはやっぱり「ひらく PC バッグ」のパンチングレザーのところに刺して行くべきですよね。

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