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横浜桜木町 キッチンカフェ ばる その 5

「作っているのを見ながら待つって、お腹がすく幸せだ」

キッチンカフェ ばる

半年ぶりに桜木町のキッチンカフェ ばるでお昼ごはんをいただいてきました。『孤独のグルメ Season10』第 3 話に登場したお店ですね。

この店の料理は本当に定期的に思い出しては食べたくなる、まさに自分が帰ってきたくなる味。でも近所に住んでるわけじゃないしそうそう頻繁には来られません。そこで今回は周到に計画を立てて訪店。
放送後の混雑はさすがにもう落ち着いたようで、平日のお昼前であれば待たずに入れるようです。とはいえ正午頃にはもう満席というくらいにはお客さんが定着しているお店でもあります。

キッチンカフェ ばる

キッチンカフェ ばる

入店するとまず対峙するのがこの大量のメニュー。こんな小さなキッチンカフェでこれだけの品数、何度見てもすごいし情報量の多さに脳の処理が追いつかない。どっから見ればいいんだ。

今までに食べたあれやこれやがどれもおいしかったからもう一度味わいたい思いと、一方でこれだけのメニューがあるなら新しいのに挑戦してみたい思いとがせめぎ合って決められない。もういっそ全部食べたい。

キッチンカフェ ばる

洪水のようなメニューの中から腹を決めて注文したところで改めて着席。
ここ、厨房の様子が全部見える特等席だ。姉さんがお客さんたちと言葉を交わしながら丁寧に仕上げていく仕事ぶりがよく分かる。なんとなく、お母さんの料理ができあがるのを食卓で待ちわびる子どものような気分。

キッチンカフェ ばる

そんなわけで今回の一品目。以前食べた真鯛のソテー オーロラソースを再演しようと思ったら真鯛は品切れらしく、代わりに金目鯛のソテー オーロラソース。

キンメって基本的には煮付けか焼きか、醤油系の味で食べるものと相場は決まっていると思っていたけど、まさかの洋食。こういう食べ方があったとは。

キッチンカフェ ばる

うわあ…うわうわうわうわ。これは。
この金目鯛にして、このソース!!

真鯛とは味も食感も微妙に違う金目鯛。オーロラソースも真鯛と組み合わせたときとは少し違って感じる。でもうまい。

そしてこのオーロラ、キャベツにも最高!ドレッシングとしても超一流。このソースがあれば、千切りキャベツだってごちそうだ。

キッチンカフェ ばる

加えてメインの定食。今回は初の肉メニュー、チーズハンバーグ定食を注文しました。
ドラマの劇中で常連の大学生(?)役のお客さんが食べていたやつですね。あのドラマ、五郎’s セレクションには選ばれなかったけどそれに匹敵するくらいうまいメニューは必ず他のお客さんの注文として映すから、これも絶対うまいやつだという確信がありました。ただ、ここに来るとどうしても魚系が食べたくなるから今までは迷いつつも食べる機会がなかったんですよね。

キッチンカフェ ばる

定食についてくるいつもの小鉢三連。これを見るといつも実家に帰ってきたような錯覚に陥る。
「海藻とか酢の物もちゃんと食べなさいよ」、姉さんにそう言われているような気がする。

キッチンカフェ ばる

チーズハンバーグ、想像以上のインパクトで登場。やばすぎ。
分厚いハンバーグにトマトソースとチーズが惜しげもなくかかって、それがグツグツと煮えたぎっている。

これは逸る気持ちを抑えきれない。がっついたら口の中を火傷するのが分かっていながらも、前のめりでいただきます。

キッチンカフェ ばる

うん、う ま い ぜ ! !
みっしりと密度の高いハンバーグによく伸びるチーズのコク。程良い酸味のある濃厚なトマトソースもイイ。魚介系が豊富な店だけど、仮にハンバーグを主力に据えても人気店間違いなし、そんな気がする。

海鮮メシからの肉。この流れで来る肉の脂、たまらんぞ。

キッチンカフェ ばる

はーーー、幸せ。確かな満足。
今回で通算 8 回目の訪店のはずだけど、何度来ても新しい扉を開いてくれる底の知れない店だ。食べ終わった瞬間に、既に次に来たら何を食べようか考えてしまう。

一日として同じメニューの日がないような店だから、いつ来ても新鮮。これからも幾度となく食べに来ますよ。
今後もこの店が末永くここにあらんことを願う。

ごちそうさまでした。

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