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『OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者』はじめました

開発発表から一年半。私が Switch で大ハマリした名作の続編(時間軸的には前日譚)が iOS/Android 向けにリリースされたので、早速プレイしてみました。

OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者

OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者

オリジナルはドット絵をベースとした古き良き JRPG の世界観と、ブレイク/ブーストを駆使する爽快感あるバトル。3DCG をベースとしたリアル路線が幅をきかせる現代ゲーム界において異彩を放つタイトルでした。本作も基本的なゲームシステムはそのまま踏襲しつつ、プラットフォームをスマホに移してのリリースになります。

なおゲーム画面は 16:9 固定のようで、最近主流のベゼルレススマホだろうと iPad 系だろうと全画面表示はできません。またゲームデータは基本的に端末のローカルに保存されるらしく、機種変更時のデータ引き継ぎはできるけど複数端末から並行的にプレイすることはできない模様。せっかくの美麗グラフィックがスマホ画面ではさすがに小さすぎるので、自宅では iPad Pro、外出先ではスマホでという感じでプレイしたかったのに…。とりあえずどちらでもプレイできるよう iPad mini にインストールしてみました(iPad Pro は手持ちで長時間プレイするには重かった)。

OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者

…いきなり身も蓋もない説明から始まるオープニング(ぉ

スタート時に選択されるメインキャラはランダムなようで、私は学者ペレディールで始めることになりました。特に事前情報は仕入れておらずどのキャラが強いかも判らないのでとりあえずこのまま進めます。誰でスタートしようと最終的には全キャラ集めることはできるようですし。

OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者

時間軸的には Switch 版の数年前が舞台。オルステラ大陸には「富」のヘルミニア、「権力」のタイタス、「名声」のアーギュストという三人が君臨し、それぞれの権力者が牛耳る三国のいずれかを選んでゲームが始まります。もうこの設定の時点で既に前作と同等かそれ以上に重いストーリーが予感され、個人的にはワクワクが止まりません(笑
どこから始めても良かったんですが、私は「富」のヘルミニアが支配するウッドランド地方からスタート。攻略の途上で「権力」と「名声」のシナリオにも触れることはできるようです。

OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者

JRPG といえばまずは仲間集めですが、オープニング後に加入する三人(選択したシナリオに応じて固定されている模様)以外はガチャで引いていく方式です。総勢 64 人のプレイヤーキャラからのガチャだからすぐにコンプリートできてしまいそうに思えるけど、重複したキャラはレベル上限が上がっていく仕組みになっているのでガチャ自体はほぼエンドレス。

OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者

キャラクターは 64 人いるといってもジョブは前作同様に戦士/商人/盗賊/踊子/薬師/学者/魔術師/神官の 8 種類しかありません。だから必然的にイメージがかぶるキャラも多く、どうも印象に残りにくい。イベントはフルボイスなのでゲーム中の演技を通じてイメージがついていくのかもしれませんが。

OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者

バトルパーティは最大 8 名。さすがに多すぎない?と思ったのですが、前作とは違ってジョブチェンジやサポートジョブの概念がないため(もしかしたらゲームを進めていくうちに出てくるのかもしれませんが)、キャラクターの入れ替え/切り替えで戦闘のバリエーションを作っていくのが正しいプレイスタイルのようです。またパーティは複数セットしてワンタッチで変更できるので、プレイ状況や育成に応じた入れ替えも簡単。

OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者

プレイ画面は Switch 版ほぼそのまんま。同じ世界だからマップ自体も全く同じだけど、使い回しというよりは「帰ってきた感」が強い。それだけ前作でこの世界を冒険するのが楽しかったということです。

フィールドの移動はフリック/スワイプとタッチで行うわけですが、Switch 版を一度プレイした感覚があると専用コントローラーで操作したくなりますね。外部コントローラー対応してくれないかな。

OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者

バトル。「パキィィィン!」とブレイクした瞬間と、その後にブーストして全力の攻撃を叩き込んでいく爽快感。そしてボス戦ではガードが硬い敵を頭を使ってブレイクしていく戦略性。オリジナルタイトルをクリアしてからちょうど二年経ちますが、久々のこの気持ち良さは改めて癖になりそうです。
スマホゲーらしく「全ブースト」や「全員で攻撃」というまとめコマンドボタンも用意されていて、雑魚モンスター戦がサクサク片付いていくテンポの良さも良い。

OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者

8 人のバトルパーティは前衛と後衛 4 人ずつに分かれ、戦況に応じて前後を入れ替えながら戦っていきます。操作できるのは前に出ている 4 人のみ、後ろに回った 4 人は待機中に自動回復。武器の持ち替えやジョブチェンジができない代わりに前後衛を入れ替えるというシステムがなかなか奥深い。画面はかなりビジーだけど(笑)64 人いるキャラクターを育成していくシステムとしてもよくできていると思います。

OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者

バトル時はコマンドボタンをフリックすることでブーストの段階を選択する UI になっています。Switch 版では R ボタンを押してブーストを溜めていく感覚が良かったけど、この右にぐいっと引っ張ると一気に MAX ブーストする UI もなかなか気持ちが良い(笑

また BGM はフィールド/バトルともに多くが前作のものを踏襲しています。世界観も時間軸も前作に近いから当然といえば当然ですが、コンサートを聴きにわざわざ八王子まで行ったほど本作の楽曲が気に入った私としては大歓迎。おそらくメインシナリオ関連のイベントやバトル等に新曲も追加されていくのだと思います。

OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者

「富」のヘルミニア編のメインストーリーは、粉(麻薬)の売買で街を支配するようになったヘルミニアに対抗する新興ギャング・バルジェロの一味に主人公が加入して下剋上を起こしていく、というもの。個性的なキャラが集まるバルジェロファミリーといい、イタリアっぽい名前のキャラが多いところといい、これ完全にジョジョ第 5 部じゃないか(笑

OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者

名言出たー!キャラが濃すぎる(笑

とにかく世界観がダーク。オリジナルタイトルはキャラクターによってシナリオの暗さが違っていてトレサ編あたりは最後まで明るい感じだったけど、本作ではどういうルートを選んでもなんか重そう。思いっきり私好みです(ぉ

OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者

プレイ前まではもっとスマホゲー然としたゴチャゴチャしたゲームシステムなのかと思いましたが、蓋を開けてみるとキャラクターガチャ以外は旧作の踏襲・発展系で堅実な印象を持ちました。FFBE 幻影戦争はシステムがとっちらかりすぎてて長続きしなかったけど、本作は腰を据えてプレイできそうです。というかこれガチャシステムだけ省いて Switch でリリースできたのでは?という気さえします。

これから年末にかけて自分のペースでプレイしていこうと思います。

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