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神宮外苑の銀杏

先日佐藤琢磨のインディ 500 優勝車を見に青山のホンダ本社に行ったついでに、神宮外苑の銀杏並木を撮ってきました。

見頃のピークは一週間くらい前だったかな…という感じでちょっと散り始めてはいましたが、都心随一の名所だけあってやはり圧巻。そのへんの銀杏並木とはなんだか存在感が違います。
今回の写真は全て α7 III+Vario-Tessar FE 24-70/F4 ZA。順光の写真では K&F Concept Nano-X CPL を使っています。空の青がちょっとくどいくらいに強調されて、銀杏の黄色とのコントラストが美しい。

この日は平日だったにも関わらず、銀杏の下にはけっこうな人出が。みんな写真を撮っていますが、銀杏そのものよりも銀杏をバックに子どもや女性のポートレートを撮っている人が多かったのが印象的でした。確かにこのロケーションでこの天気なら、そういう写真を撮りたくなりますね。

ウェディングフォトの撮影現場にも遭遇。黄色い絨毯と背景の中、純白のドレスがよく映えます。
新郎新婦から撮影スタッフに至るまでみんな幸せそうに見えて、こちらまでなんだか嬉しくなります。世界中が大変なことになっている 2020 年、他人であってもこういう幸せを手にしている人を見ると祝福したくなりますね。

銀杏なんてこの季節にはありふれた被写体なのに、ここ外苑の銀杏はなぜかシャッターを切りたくさせる力を持っています。
枝振りや葉振りがいいこと、葉っぱの色が濃いこと、周囲が開けていていろんな光で撮れることがそうさせるのでしょうか。いつも撮っているようななんてことない構図でも画になって見えます。

歩道の両側に植栽されている銀杏ですが、車道側と植え込み側で枝振りや葉の色、散る早さが明確に違うのが非常に興味深い。樹の種類そのものが違うのか、それとも日当たりが違うのか(車道側のほうが日当たりが良い)分かりませんが、外から見ても下から見上げても明確に差があるのが面白い。

寒い中ではあったけど、陽射しを銀杏が黄金色に変えてくれるおかげで暖かさを感じます。こういうところで何も考えずにぼんやりするのってちょっと贅沢な時間の過ごし方だなあ。
今年はちょっとあくせくしすぎた気がするので、これからお正月にかけては少し力を抜いていこうかな…。

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