[ Sony α7C | Sony FE 28-60mm F4-5.6 ]
本日は 2020 東京オリンピックの開会式を記念して、東京上空をブルーインパルスが飛行しました。
昨年 5 月のデモ飛行時は自分の目で見ることができませんでしたが、今回は連休につきカメラを持って東京タワーへ。東京オリンピックらしい写真を撮りたかったんですよね。
12:45 頃、五色のスモークをなびかせた 6 機の編隊が東京タワー上空を飛んでいきました。
[ Sony α7 III | SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS C020 ]
東京タワー上空は往路と復路の二回ブルーインパルスが通過。あわよくば新宿上空で五輪を描く様子も撮りたかったんですが、残念ながら角度的に見えず(見えた人によると、肝心の五輪スモークは雲や風であまりキレイには見えなかったようですね)。それでも、五輪カラーのスモークを発するブルーインパルスが東京の空を飛ぶ様子をこの目で見ることができて良かった。
引きと寄りの画をそれぞれ撮ろうと思って二台体制で撮影に臨みましたが、それぞれ通過に数秒しかかからないのでレンズ交換でなくカメラ持ち替えの余裕さえありませんでした。まあロケハンなしのぶっつけ本番だし仕方ない。これだけ撮れれば満足です。
[ Sony α7 III | SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS C020 ]
ちょっとトリミングしてブルーインパルス寄り。日本の夏の青い空に、この青白の機体がよく映える。
準備段階から直前に至るまでグダグダだった東京オリンピックもついに開幕。ここまでの経緯にはいろいろ言いたいこともあるけれど、それはそれとして本番での選手や関係者の方々のことは応援したいと思っています。
過去の成功体験に魂を引かれた人、ゼロリスクを求める人、後ろから足を引っ張る人、不安と義憤を煽る一部メディア…今の日本を形作るものが可視化されたのがこの一年でした。もしかすると、それは失われた二十年と呼ばれるものを生み出した要因でもあるのかもしれません。しかし残念でもそれが今の日本だし、我々はそういうものも呑み込んだ上で、世界の一員たらねばならない。多くの人と一緒に空を見上げながら、そう思いました。
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