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SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS Sports

シグマ、Sportsライン初のミラーレス専用超望遠「SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN OS」を8月27日に19.8万円で発売 – デジカメ Watch

シグマがミラーレス(L/E マウント)用の超望遠レンズ 150-600mm F5-6.3 DG DN OS を発表しました。
E マウントではこれまでサードパーティーの最望遠はタムロンの 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD だったかと思いますが、それを 100mm 更新する 600mm クラスの超望遠。今までソニー純正の FE 200-600mm G と FE 600mm F4 GM しかなかった 600mm 級レンズに新たな選択肢が加わったことになります。それと同時に、シグマのフルサイズミラーレス対応 DG DN シリーズとしては初めての Sports ラインに属するレンズでもあります。キヤノン・ニコン・ソニーの三社がオリンピックで動体撮影機材のしのぎを削る中、オリンピックも半分終わったところでミラーレス用 Sports レンズを出してくるシグマ。プロではなく我々アマチュアのほうを向いているのが嬉しいような、寂しいような(笑

長年シグマの超望遠レンズを愛用する私としては当然気になるわけです。DN ライトバズーカを買う前にこのレンズが出ていたらどちらを買うか迷っていたに違いありません。
というわけで、本レンズを従来の一眼レフ用 150-600 Sports、タムロン 150-500 Di III、シグマのライトバズーカ 100-400 DG DN とスペックを比較してみました。
※サイズ・重さは E マウント基準。価格は 150-600 DG DN が希望小売価格、それ以外が本日付のヨドバシ・ドット・コム価格。

モデルSIGMA 150-600mm
DG OS HSM S014
SIGMA 150-600mm
DG DN OS S021
TAMRON 150-500mm
Di III VC VXD
SIGMA 100-400mm
DG DN OS C020
マウントSA/EF/FL/EEL/E
焦点距離150-600mm150-600mm150-500mm100-400mm
開放 F 値F5-6.3F5-6.3F5-6.7F5-6.3
レンズ構成16 群 24 枚15 群 25 枚16 群 25 枚16 群 22 枚
特殊レンズSLD×3、FLD×2SLD×2、FLD×4LD×5、XLD×1、
非球面×2
SLD×4、FLD×1
最短撮影距離260cm58-280cm60-180cm112-160cm
防塵防滴
フィルター径105mm95mm82mm67mm
サイズφ121×290.2mmφ109.4×265.6mmφ93×209.6mmφ86×199.2mm
重量2,860g2,100g1,725g1,140g
価格¥212,130¥198,000¥159,500¥117,620

一眼レフ時代の 150-600 Sports と比較すると、新しい 150-600 DG DN Sports は一回り小さく軽くなっていることが分かります。上記の一覧には掲載していませんが、一眼レフ用の 150-600 Contemporary とほぼ同じサイズ感の中に Sports の性能を詰め込んだレンズと言い換えても良いかもしれません。タムロンの 150-500 Di III よりは大きく重いけど、このクラスの望遠になると多少の重量差よりもテレ側の長さが重要なことが多いしいずれにしても手持ち撮影は厳しいので、この二択なら私は 150-600 を買うかなあ。一方でこう比較すると「ライトバズーカ」100-400 のコンパクトさが際立って見えます。テレ端は 400mm 止まりだけど 70-200 の感覚で持ち運べるコンパクトさが良いし、手持ちで超望遠が撮れる取り回しの良さも素晴らしい。
一眼レフ用の 150-600mm は Sports と Contemporary の 2 ラインアップでしたが、Sports がこれだけ小型軽量化されたことと機動力が高い 100-400 が存在することを考えれば、今回は Contemporary 版の 150-600 は出てこないように思います。

私は春に買った 100-400 がとても気に入っていて超望遠はこれ一本でいいかと思っていたのですが、150-600 が出てくるときになってきてしまいますね。最近あまり飛行機を撮っていないから 600mm クラスは必要としていないのですが、来年エアレースが復活したら 400mm だとちょっと足りないんですよね。今すぐ買わないまでも、実物はちょっと触ってみたいところです。

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