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α5100

ワクチン打ったらボディに変化が現れました(違

ソニー / α5100 (ブラウン)

APS-C のサブカメラとして VLOGCAM ZV-E10 を買おうかとかいろいろ悩んでいたんですが、α7C を買った今それに近いサイズの APS-C 機というのも中途半端。一方で RX100 III もけっこうヘタッてきていてこれに代わるカメラも必要。小さいカメラという意味では以前から EOS M2~M100 か LUMIX GM1 でも買おうかと年に二回くらい考えてしまうし、諸々ひっくるめると α5100 の中古をとりあえず買ってみれば良いのでは、という結論に至りました。

α5100 って中身はほぼ α6000 だから、今使っている α6000 の置き換えにはならないんですけどね。でも RX100 III の代替にはなりそうだし、子どもがカメラを使いたいときに気兼ねなく貸せるし、多少ラフに扱って壊れても後悔しないつもりで購入。外観上気になるキズやスレがあまりない綺麗な個体に巡り合えました。

買ったのはボディ単体でレンズは元々持っていたもの。APS-C のレンズはけっこう処分してしまいましたが、それでも単焦点を中心に何本か残してあります。作品撮りに使うつもりはあまりありませんが、カメラを持っていくか迷うような外出時にとりあえずカバンに突っ込んでおくにはちょうど良いサイズです。これが α6000 だとそうはいかず、一回りのサイズ差でも全然違う感覚。

そういえばこの機種にはコンデジ風に使えるようシャッターボタン部にズームレバーがあったんでした。パワーズームレンズ以外ではデジタルズームになってしまうから個人的にはあまり使いませんが、この機種を最後になくなっていたものが ZV-E10 で復活しているのが面白いところです。

小型化のために操作系を大胆に割り切ったカメラだから好みの使い勝手に合わせるにはボタンカスタマイズが重要になってきます。
私は中央ボタンに「スタンダード」(AF フレーム移動のオン/オフ)、「?」ボタンに「フォーカスエリア」を設定。これで他のカメラ(α7 III/α7C/α6000/RX100 III)とある程度近い操作感になります。基本的には絞り優先モードで AF フレームと絞り/露出を操作してシャッターを切る、というのをできるだけ少ないステップでできることを優先。モードダイヤルがないため撮影モード変更がメニューに入っていかないとできないことになりますが、私はスポーツ撮影時以外はほぼ絞り優先固定だから無問題。

本当は「Fn」キーが一つ追加されるだけでグッと使いやすくなるんですが、ないものはしょうがない。

ボディサイズはほぼ NEX-5 シリーズと同じ。「5」ナンバーを冠してはいますが、α5000 シリーズは外観だけ NEX-5 に寄せた中身は NEX-3 相当のカメラで、残念ながらディテールを見ていくと NEX-5 のようなそぎ落とした美学は感じられません。まあデザインや質感はともかく、NEX-5R 同様に Fn ボタンとコントロールダイヤルがあるだけでもカメラとしての評価はもうちょっと高かったのでは…とは思います。

E マウントが登場して 11 年が経ち、α1 のようなすごいカメラも登場していますが、個人的には初代 NEX-5 とその後継機である NEX-5R が最も思い入れがありますね。特に NEX-5R はほとんど使わなくなっても手放す気になれないし、今見ても惚れ惚れします。このカメラがなかったら私は今頃 EOS R ユーザーだったかもしれません。
私が本当に欲しいのは NEX-5R のデザインと操作系に α6400 のデバイスとソフトウェア・UI を入れたカメラなんですが、そんなのはもう出てこないんだろうなあ。ZV-E10 がたくさん売れてもっとコンパクトな機種が企画されることに一縷の望みを抱いています。

とりあえずしばらくの間はコンデジ代わりにカバンに突っ込んでおくことにします。せっかくの APS-C センサーでもレンズが PZ16-50mm なら RX100 のほうが高画質かもしれませんが、それはそれ。たまには Touit 等のレンズで遊ぶのも楽しいでしょう。α7 III と α7C があるから出番はあまりないかもしれませんが、当面遊んでみようかと。

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