「まだまだ、夏は終わんなそうだな」
ドラマ『孤独のグルメ Season4』に登場した中華の名店、青山シャンウェイの本店がこの 9 月 1 日に移転オープンしました。もとの外苑前から引っ越したのは、代々木と北参道の間くらいの場所。
私は放送後に本店に二度行きましたが、当時からなかなか予約の取れない人気店で、その後は銀座や神楽坂、渋谷などの支店のほうを利用するようになっていました。でも本店が移転したとなれば、改めて行ってみるしかありません。
移転オープンした情報がまだ行き届いていないのか、それともこういうご時世だからか、ランチタイムは休日でも行列ができるほどではなくすんなり入店できました。
外苑前時代の本店は狭くて薄暗くてごちゃっとしていていかにも孤独のグルメらしい店構えでしたが、新しい本店は広くはないけど明るく解放感があって、なんだかカジュアル。ランチ営業だからかもしれませんが、本店というよりはフランチャイズ系の支店っぽい雰囲気を感じます。まあシャンウェイは最近食品メーカーとのコラボでスパイスとか缶詰を発売していたりして以前の個店系中華料理店とは方向性が変わってきたな…と思っていたところでした。まあおいしければそれでいいんですけどね。
メニュー…は、ランチタイムは黒板にある定食と麺だけの模様。蒸し鶏はあるけど毛沢東スペアリブも炒飯もないなんて…ここに来るまでの間、胃袋が完全に毛沢東になっていたのに。
アラカルトでいろいろ食べるつもりだったからショックが大きいですが、気を取り直して選ぶしかありません。
久しぶりに蒸し鶏を食べたい気もするし、シャンウェイカレーってどんなのかめちゃくちゃ気になるけど、ここは日替わりで決めよう。周りのお客さんの半分くらいが日替わりを食べていて、それが妙にうまそうで。
ランチメニューには全てサラダバーつき。中華でサラダバーって珍しいけど、カウンターにズラリと並べられた中華サラダは圧巻。これは目移りしてしまう。
というわけでサラダバー、B’s セレクション。
ちょっと調子に乗って盛りすぎたか。サラダだけで大盛りになってしまった。
注文して、サラダを取って戻ってくるまでの間に日替わりランチが運ばれてきていました。この町中華並みの仕事の速さ!
今日の日替わりは豚肉と茄子の甘味噌炒めでした。これにライスと中華スープ、サラダバーがついて ¥890 は立地を考えれば安い。
豚肉と茄子の甘味噌炒め。今年の夏は、茄子、よく食ってるなあ。
たっぷりの甜麺醤でコク深い甘味噌味、こういう味付け大好き。
豚肉と茄子に加えてニンニクの芽が入ってるのもいい。豚バラとニンニクの芽って相性抜群だし、このシャクシャクした歯応えが食欲をさらにかき立てる。
これと白米だけで永遠に食べていられる気がする。
サラダバー二回目。中華なのに何故かパスタとポテサラ。
そしてセロリの炒めたのが入ってるのがちょっと嬉しい。
いかにもっていう中華ランチ定食、おいしかったしお腹いっぱいになりました。
でも、毛沢東スペアリブがなかったのが悔やまれる。昼から食べるようなものじゃないかもしれないけど、食べたかったものが食べられないと気持ちが満たされないんですよね…。
これは改めて夜に来るしかないか。
世の中が落ち着いたら、また食べに来よう。
ごちそうさまでした。
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